2015年巨大子宮筋腫のために
子宮全摘術後を行ったその後の記録です
2016年8月13日に書いたモノです
入院している病棟に「『おーい』おじさん」がいる
そのおじさんは、どうやら個室に入っていて、ベッドから降りてはいけない方らしい
入院した当初からこのおじさんは、進化を続けている
最初は「おーい、おーい」
何日かすると、「おーい、おーい、かーさん」
さらに数日たつと、「せんせーい、おねがーい」
という具合だ
「『おーい』おじさん」の声が聞こえない時は心配になる
おーい、おーい、と元気な声が聞こえてくると、病室の中にホッとする笑顔が広がる
もう一人、「『チャンチャカ』おじさん」もいる
夜、消灯になったと同時に箸のような物で何かをチャンチャカチャンチャカ、リズミカルに叩くのである
入院中、ホッと笑顔をくれる愛すべきおじさんたちの病状の回復を願わずにいられない