本日、懇意にさせていただいているサムズミリタリ屋さんから、第二次大戦ドイツ軍のレプリカ軍帽が届きました。
武装親衛隊(Waffen-SS)戦車兵用1940年型黒略帽(兵/下士官用)です。
この機会に、私が持っている3つの小売店の黒略帽(レプリカ)をご紹介したいと思います。
いささか長くなりますので、ご興味のない方は読み飛ばしてください
上から、
アメリカSMW社製の黒略帽、
日本のシュミット・ウント・ゾーン製の黒略帽、
今日届いた日本のサムズミリタリ屋製の黒略帽です。
サイズは、上の2つが60cmで、サムズミリタリ屋の黒略帽が59cmです。
実は、日本人とドイツ人(欧米人)では頭の形が違うので、この略帽という製品は、日本人の場合、サイズ選びが非常に難しい製品なんです。
頭を上から見た場合、
日本人の頭は、横幅が広い短頭、方や欧米白人の頭は、縦に長い長頭です。
長頭の人種の帽子を短頭の日本人が被ろうという訳ですから、ちょっと大変なわけです。
私は普段、57〜58cmの帽子を被っておりますが、研究の結果、この略帽は59〜60cmの物が私の頭に合うことが判明しました。
一つずつ見ていきましょう。
世界一正確なレプリカを作っていると豪語する米国SMW社の黒略帽には、内側にRZM(ナチ党需品管理局)のタグが付いており、大変リアルです。
この画像ではよく見えませんが、内部の反対側には60(サイズ)がスタンプされています。
黒略帽の正面には1943年に廃止された兵科山形(ピンクは戦車兵を表します)が付いており、ポイントが高いです。
こちらは、これまた世界一正確なレプリカ帽子を作っていると豪語している日本のシュミット・ウント・ゾーンの黒略帽の内部です。
RZMタグは貼り付けられておらず、サイズ表記の60だけがスタンプされています。
最もコスパが良い、日本のサムズミリタリ屋の黒略帽です。
RZMのタグはもちろんのこと、サイズのスタンプもされていませんが、被れば見えない内側なので、気になりませんよね。
何しろサムズさんの黒略帽は、個人輸入しているSMW社製の1/3の値段だし、出来が良いので、文句の付けようがありません(^^)
最後に、実際に被った写真をお見せします。
米国SMW社製。
トップが左右に割れないカットで、カッコイイです
当時のSS隊員たちは、トップが割れないように、内側から安全ピンで留めていました。
シュミット・ウント・ゾーン製です。
トップがソフトな丸味を持っており、上品な感じです。
ディフォルメが一切入っていないので、最も正確な黒略帽と言えましょう。
サムズミリタリ屋製です。
少し小さい59cmなので、尖ったトップと相まって、シャープなシルエットですね。
割れているトップが気になったら、当時の安全ピンをシュミット・ウント・ゾーンさんから入手して留めましょう。
いかがでしょうか
三者三様ですが、どれも私のお気に入りのコレクションです。
以上、長々とすみません
黒略帽レプリカ3態でした