okdの雑記帳

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直したり、作ったり、撮ったり、走らせたり・・・
そんな活動の記録です。

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御無沙汰しております。(生きてますよ

ネタはいくつかあるものの、中々記事にする時間が取れなく気づけば2年・・・

今回は依頼品のデジカメの修理です。
前面レンズが斜めになってます。



早速バラしにかかります。


外装のネジを外し底の方から外していきます。

上面はツメではめ合わせてあるので大胆かつ慎重に。(意味不


液晶をはずすため・・・


操作パネルを外し


液晶を裏返して・・・


フレキを外し・・・


液晶分離。


バックパネルを外し・・・

レンズユニットを摘出します。

フレキは通信用コネクタ?の下に隠れてます。

フレキを外し・・




分解完了。

後編へ続きます。
はい、今回で完結です。

前回
CaplioR5の修理 その3

まずは折れたレンズから。


補修方法的には瞬間接着剤で接着するのですが、ただ接着するだけだと強度が低いので断面に芯を通します。
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Φ0.5mmのドリルで穴をあけ・・・

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針金を通して接着します。

瞬着の白化を防ぐためにマジックor塗料で接合部を塗っておきます。

因みに穴あけに使用したドリルはダ○ソーで入手可能です。左のハンドドリルより右のルータ用ドリルビットのほうが切れ味がよくあけやすいです。
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このレンズの壊れるポイント
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①:この突起がCCD横から生えている棒と接することでレンズ位置を決めています。折れて無くなっているととズーム時にレンズがずれて引っかかりエラーとなります。
②:ここはレンズが格納されていることを感知するフォトカプラを遮る部分です。ここが折れていると電源を入れても「ジーッ ジーッ」と言うばかりで初期動作に進めません。
③:①の突起を接着補修した際、先端を少々削らないと下記画像矢印部にあたってレンズが繰り出せなくなります。
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参考記事:caplioR3の修理 ~切れたフレキを繋ぎ直せ~ の後半(お見苦しい記事ですがご容赦を)


組み付け時のポイント

スプリングは予め画像のように引っ掛けておき、
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シャフトに通した後ピンセット等でセットします。
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お次は手ぶれ補正ユニット。

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シャフトが1本紛失していたためΦ0.8mmの非磁性体(要は非鉄金属)の針金を現物合わせで切り出し使用。

okdの雑記帳 参考画像
ゼムクリップを使用しようとしたものの、磁石にくっつくので手ぶれ補正にどんな影響が出るかわからなかったため使用しませんでした。

シャフトは丸で示した3点にエポキシ接着剤で固定しました。
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あとは逆の手順で組み立て、修理完了です。
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ここまでざっと書いていますがやはりうまく動かずに何度も組み直し・部品移植などを強いられ、
モチベーションの波も有り結局8ヶ月かかってしまいました。


今回は割りと細かいところまで書いてみました。Caplioシリーズの修理に挑戦される方の参考になれば幸いです。

さて・・・・・・・かなり間があきましたね(笑)


CaplioR5の修理 その2 の続き行きましょう。

レンズユニットから鏡筒を反時計回りに回して分離させます。

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修正ペンなどで合いマークを入れておくと組み立て時に楽です。

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回していくと外れるポイントがあります。

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okdの雑記帳 ✕2
の3本のピンを外すと・・・


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バラせました。

あとは逆の手順で組み立てればおk・・・のはずが、組み立てて電源を入れてみるとどうにも動作が芳しくない(抵抗が大きすぎてモーターが負ける)ので面倒になって部品取り機から鏡筒を移植してしまいました。

次回は壊れた部品の補修~修理完了編の予定です。

さて前回の続きです



CaplioR5の修理 その1 で摘出したレンズユニットにメスを入れていきます。
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CCD裏から斜右上に通っている金属棒(手ぶれOFF時にCCDをセンターに保持するためのもの)を持ち上げて回し、見えるねじ6本全て外し・・・(場所をメモしておきましょう)

レンズユニット右下。
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CCDのフレキが両面テープで貼り付けられているので慎重に剥がします。剥がさなくてもいけるかもしれませんが後々の作業性を考えると外しとくと無難だと思います。

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引き抜きます。今回は手ぶれ補正ユニットも壊れており、CCD部も分離しております。

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レンズのついたアームがポッキリ折れてます。

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絞り・シャッターユニットの蓋も変形しています。


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修正するために外します。右上のネジ1本を外し、3点ある爪を針などで外します。
絞り制御は穴径の異なる2種類の膜を切り替えているようです。すなわち開放とあわせて3段階のみのようです。
変形した蓋は手で修正して組戻し。



お次は半開きのレンズガード。

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カッターの刃を差し込むととれます。


裏側。
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レンズカバーの羽は黄色で描いたようになっており、右上のリンク(銀)が動くと押されて回転し閉じるようになっています。で、閉まらない原因は赤丸の部分。

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銀のリンクを押さえる爪が折れて保持できなくなり、浮き上がって羽を押せなくなるためでした。
折れたと言ってもクラックが入った程度なので瞬間接着剤を針で点付けし補強したことで閉じるようになりました。


お次は中間レンズ群、シャッター・絞りユニットを外します。
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ピンセットや精密ドライバで爪を持ち上げ、矢印の方向へ回します。


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参考写真(組み立て時のもの)

鏡筒を少し繰り出しておき、少しずつ反時計に回し外れるポイントを探します。
これ以上は言葉では説明できないので頑張って探してください。(くれぐれもフレキをちぎらないように・・・)
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とれました。前玉にバネが入っているので注意。
このバネ、接着剤で前玉外周部にくっつけてあるだけなのでうっかりすると取れます。(取りました)
その際はテープで養生して接着剤を点付けしてあげればおkです。(私は接着だと思わず引っ掛けるところを三日間も探してましたorz)





次回は鏡筒分解・再組立を行います。

ではではノシ
久々のジャンクカメラネタです。

今回のネタはこちら


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Ricoh CaplioR5
インバースのジャンク箱にて\500でした。


okdの雑記帳 okdの雑記帳

落下させたらしく、鏡筒は沈み、電池ロック爪は折れてしまっています。

鏡筒全バラコースですね(笑)

てなわけでサクッと分解していきます。

外装に見えるネジ+電池蓋の下のネジ7本を外し、外装を取り払っていきます。
この外装のネジ。長さや色の異なる5種類のねじが使われているのでちゃんとメモしておきましょう。


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前を外し・・・



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裏を外し・・・(モード切り替えスイッチが脱落するので紛失注意)

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ズームスイッチも紛失注意です。


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外枠もクイッと外し・・

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脱げました。

次は基盤を外します。

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上のフレキをノッチを起こして抜き、右上のネジを外し、貼り付けてある銅箔を剥がします。
この銅箔は基盤のGNDを外装の金属にアースをとるためのものでしょう。

下にあるリード線は下の基盤のGNDと繋がっています。とらなくてもバラせるようですが、万が一ランドごと剥離すると厄介なので(経験あり)はんだこてで外しとくと無難です。(雰囲気的に銅箔の上にハンダ付けしてあるようなので銅箔ごと剥がれそうですが・・・)

で、下の基盤とは基盤右側の黒いコネクタで繋がっているのでマイナスドライバなどでこじるように引きぬきます。

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とれました。


お次は本体の分離。

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図のようにピンセットや精密ドライバなど差し込み、クイッと・・・

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分離。

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爪折れました(汗。気をつけましょう・・・

で、レンズユニットを分離します。

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写真左からズーム駆動、液晶、イメージセンサ&手ぶれ補正のフレキが接続されています。
この内ズーム、イメージセンサのフレキを外します。テープを剥がし、精密ドライバなどで慎重にノッチを起こして引きぬきます。(案外丈夫ですが油断は禁物)



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メッキの枠からは枠を広げながら下から持ち上げます。


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三枚おろし完了。

次回はレンズ分解編です。乞うご期待。

その2 へ続く。
おひさしb(以下略

久々のジャンクネタですが小物ネタです。

と言うわけで今回のネタは(ネタ3回目・・・・)
radiusのイヤホンです
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昨年断線して使えなくなったものの、アルミ削り出しのボディや、音質が気に入ってたので捨てるに捨てられず引き出しの肥やしになっていました。

で、本日突然「・・・・・・・そうだ、ipod付属のイヤホン使わないからコード移植してみよう・・・・・」と思い立った次第です。

まずは分解。

ipod付属から。
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プラ部とシリコンの間にカッターを差し込みケガに気をつけながらこじって分離します。

radiusはペンチで先端を挟んでねじって外します(傷つきますがイヤーパッドで隠れるので気にしません)
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外れました(左:ipod 右:radius)

で、片耳ずつコードを移植(コードに残ったボディも忘れずに)
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あとは音が出ることを確認し、組戻して終了。

まあこれだけですね(笑)
お気に入りのイヤホンが断線してしまった!!しかも廃盤!!って方
おためしあれ(但し自己責任で


ではではノシ

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焦点距離105mmで1分おきに撮影した画像から、3分おきに抽出しgimpで比較明合成しました。
撮影中何度かずれたり、アングルを変えてしまったので一直線に等間隔になるように調整しました。
ちなみに左下から7:20,23,26,29,32,35,38,41,44,47,50分です(最後の50分のだけ露出オーバーですorz

ほんとに晴れててよかったです。
先週から話題になっていた金環日食。前回2010年、悪天候に終わった皆既日食から3年越しのリベンジです。

昨日東京に行った際、各家電量販店では日食グラスやフィルターが駆け込み需要で完売状態。(先月入手しておいてよかった・・・

さて当日、関西や東京のほうでは雲が広がっていたようですが、こちらは快晴(`・ω・´)

7時過ぎに機材をセットし始めたころには三日月状になっていました。

ちなみに撮影機材は
ボディ:ニコンD60
レンズ:AF-S NIKKOR 55-200mm 1:4-5.6G ED VR
フィルタ:MARUMI DHG ND-100000+kenko52/58mmステップアップリング
三脚:Velvbon D-400s VIDEO
です。

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AM7:18 f/9 1/500s ISO-100 f=86mm(トリミング)

そして7:35分 金環食となりました。
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AM7:35 f/5.6 1/200 ISO-100 f=200mm(トリミング)

で、7:50分まで撮影して終了。
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AM7:50 f/5.6 1/500 ISO-100 f=105mm

今度、定点撮影したものを合成してみたいと思います
ではではノシ




おひさしぶりです(^o^)(定型文化してるなぁ・・・

今回も液晶ネタ。

先月ハードオフにて入手した19インチワイドディスプレイ acer AL1916W



映像が波打つということで\2100でしたが、ジャンク3割引セールで\1470でした(`・ω・´)

通電してみると横縞模様が下から上に流れてく感じで、映像自体はちゃんと映っています。

とりあえず分解

外装の取り外しは前回のAL2216W  と同様です。




VGA端子のネジひとつないし・・・・・・(-_-;)

てなわけで基盤出現。



黄丸部にご注目。

例によって例のごとくCapXon製コンデンサ(1000μF,220μF各二つ)がぽーんしてます( ̄ー ̄;



で、ちゃっちゃとrubycon製に交換して復活(・∀・)



前回修理したHP L1908wmとあわせて念願のデュアルディスプレイ化となり(合計\3k!!)、快適なPCライフがおくれそうですヽ(゜▽、゜)ノ

ではではノシ 
どうもご無沙汰です。

今回のネタはHPの19インチワイドディスプレイ"HP L1908wm"です。
秋葉原のPCNETにて購入しました。
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”Junk”いい響きです( ̄∇ ̄ )
バックライト不良で\1.5kです。

電源投入すると数分間点灯した後、バックライトが消灯。再起動後数秒でまた落ちると言った具合。
経験上、バックライト切れだとすぐ消灯するので、ちょっと気になります。ハンダクラックの可能性もありそうです。

というわけでLet's分解。
外すネジは背面の4つとスタンドの3つだけ。あとはあの忌々しき嵌め合わせをこじり開けていきます。
底面に差し込み口のような穴があるのでマイナスドライバをつっこんで開いていきます。
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あとは外周に沿ってパキパキ爪を外していき・・・
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はずせました。

スイッチパネルのコネクタ(左下)とバックライトのコネクタ(左側)を外し、側面のネジ4本を外すとパネルをはずせます。

が、ここで難所・・・
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制御基盤と液晶パネルを繋ぐフレキが表からアクセスできないので写真の状態でパネル側のコネクタを外さなければなりません。
しかもフレキは両面テープでがっちり貼り付けてあるので痛めないように慎重に剥がさなければならず、更にこのコネクタ、両端にノッチがついてて、それを摘みながら引っこ抜くという難易度の高さ。整備性どころかどうやって組み立てたのだろうといささか疑問です。(そして組み立て時の最大の難所になるのだった・・・)

で、なんだかんだでパネルお目見え
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ここからの分解は写真を取り忘れてしまったのでこちら を参照下さい。ほとんど一緒(のはず)です。

で、原因ですが、バックライトの電極に繋がるリード線がぽろっと取れてました。なので再ハンダして修理はおしまい。

しかし、先に述べたフレキを組み立てながら差し込むのに四苦八苦。
テスト点灯すると色がおかしかったりちらちらするなどちゃんと刺さってない症状。

トライアンドエラーの果て、断線覚悟でグリッと押し込んだらちゃんと表示するようになりました。

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と言うわけで修理完了。

修理コストゼロ、\1500で19ワイドが手に入りました(^0^)

バックライト点灯時間も8000hrちょっととまだまだ使えます。
良い買い物でした♪( ̄▽+ ̄*)

ではではノシ