2007年度の日本の温室効果ガス排出量は、自動車などの
運輸部門が全体の2割、その約半分が自家用車によるもの。
京都議定書の基準年90年と比較すると運輸部門は14.6
%、自家用車は41.6%と大幅増になっている(産業部門は
2.3%減なのに)
2009年3月から高速道路1000円になって、毎週末は大渋
滞。ってことは排出量は更に増える。無料化になればそれどこ
ろじゃない。それで25%削減なんてできるのか。
EVやHEVを普及させるといっても、大多数がそれに切り替わ
るのにどれだけの年数を必要とすることか。
一部企業、地方自治体では一部の足を電動自転車に替える
ところもあると聞いている。化石燃料を使ったものに比べると、
CO2排出量は劇的に少ない。とはいえ、充電するための電気を
作るためにCO2は排出される。それが出ない電子力発電は放
射能廃棄物という違った意味で怖い副産物を発生させている。
そこで自転車(人力での)の登場になるわけですが、日本の
自転車を取り巻く状況があまりにも悪すぎる。
インフラとしては自動車優先で造られた道路のせいで自転車
は非常に走りにくい。違法駐車が自転車レーンを占拠したりも
している。で、歩道に上がった自転車は、今度は歩行者に対し
て危険なものになっているわけです。
キチンとした違法駐車にジャマされない自転車レーンを作り、
その自転車レーンは必ず一方通行にして、自転車同士のトラ
ブルを避ける。そして歩道を走る自転車は徹底して取り締ま
って、歩道は歩行者が安心して歩ける空間にすることが必要。
さらに公共交通機関を使うパーク&ライドを普及させること
が自家用車によるCO2排出量を減らし、経営難にあえいでい
る公共交通機関をも救うことになるのではないかと思うわけです。
野党になった自民党の今の総裁谷垣禎一氏、本物の自転車
乗りのハズなのになんでそういうことしてこなかったんだろ。その
点だけは期待してたんだけどな。