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売れる世界観トータルデザイナーのふなはしです
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GWはSNS断ちをし、弟の結婚式や藤、アフタヌーンティーを満喫してきました
最終日は、実写版の『美女と野獣』を見てきたのですが
とてもよかったです
シンデレラやマレフィセントを越えて好きになりました＾＾
何を隠そう、ディズニープリンセスの中で
一番好きなのがベルなんですよね
写真は数年前に行った夢の国にいらっしゃったベル
大人しいかと思いきや、本が大好きで聡明な女性。
父親が好きで、野獣やガストンにもひるまずに、挑む姿がいい！
実写版ではエマ・ワトソンのどこか哀愁漂う顔立ちが、
ベルにマッチしていてよかったと思います
ベルもある意味で孤独な存在であったから。
美女と野獣って対のようだけれども、
実は似ているところがあって、
そのうちの1つが孤独(異端者扱いされていること)だと思うのです。
野獣は自分の姿(風貌、美醜)を、
ベルは自分の性格や行い(変わり者)を
異端扱いされているという共通点。
人はで異端扱いを受けると、
他者を攻撃したり、
感情を殺したり、
自分を表現することを諦めたり、
殻にこもったりするもの。
『美女と野獣』はそれでも屈しない
自分を貫き通す、
信じた相手を最後まで思いやる描写を描いていて
アニメも今回の実写も変わらず素敵だったと思います！
また、今回の実写版ではアニメにはないエピソードが追加されており、
個人的にはそこにグッとくるものがありました。
以下、ネタバレ含むのでまだ見ていない方はご注意ください。
個人的にグッときた追加エピソードは、
ベルの母親がどうしていないのかを知る追憶のシーン
また、ベル、野獣ともに父子家庭であるという共通点
母親が疫病で亡くなり、それを隠しながら父親ひとりで育てられたベル
小さい頃母親が亡くなり、モノや着飾ることだけを与えられて育った野獣
賛否両論あると思うのですが、
個人的にはこの対比で物語に深みが出たというか、
野獣の気持ちの動線がアニメよりもつじつまが合うように感じました。
野獣が自分の父親を忌んでいたかまでは分かりませんが、
ベルの母親と父親の経緯(ベルのために疫病の母親を置き去りにしてきたこと)を見て、
ベルにとって父親がどれだけ大切な存在であったか、
また父親にとってベルと母親がかけがえのない存在であったことを知り
「父親を盗人呼ばわりして悪かった」と謝罪。
ベルの父親の窮地に陥った際も、
自ら「貴女は父親の元に行くべきだ
(たぶん英語ではmustと発音していた気がする)」と
ベルの後を押す。
ベルが今ここで去ったら二度と戻ってこないかもしれないという気持ちより、
ベルを思いやる気持ちが表れているのが印象的でした。
野獣の心の変化は、父親という存在を介することで
よりリアルに伝わってきたと感じます。
熱狂的なアニメのファンの方は、上記のシーンより
図書館プレゼントのエピソードやダンスのカメラワーク、
ラストの青い目のシーンの再現に力を入れてほしかったと感じる方もいらっしゃるかと思います。
ただ今回は主役の2人だけでなく、
周りを取り巻くすべてのキャラクターの愛や関係性にエピソードがちりばめられていて
ラブストーリーだけでなく人間のドラマを感じさせてくれる作品であったと感じています。
家具たちがひとりひとり動かくなくなってしまうシーンも涙がでましたTT
今回ラブストーリーだけでなく、人間のドラマとして見てしまったのは、
私が最近家族との在り方やこれからの人生の在り方を
考える機会が増えたからかもしれません。
長々と綴りましたが、実写版『美女と野獣』は
原作、アニメを知っている、いないだけでなく、
見る人により様々な感情を呼び起こしてくれる作品です。
映像美、造形美、ミュージカルとして見ても面白い作品だと思いますので、
まだご覧になっていない方はぜひ
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それでは、本日も最後まで読んでいただきありがとうございました