ディスカウント理論(交流分析) ~その6~ | 心理カウンセラー ブログ 住みなすものはココロなりけり。

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変化は常に起こっている、そして必然である。

あなたは「今、何に気づいていますか?」



さて、前回は、ディスカウントマトリックスの使い方を説明しましたが御理解いただけましたか?


スタートは左上の [レベル]存在・[タイプ]刺激 の箱から右下の [レベル]個人の能力・[タイプ]代替案に向って右下に箱を移動していくというものでした。


今日は、皆さんも気になっていたと思うマトリックスの左上についているT1T6と箱を結ぶ矢印のお話しです。



前回、私は「車の故障」を例に挙げてディスカウントマトリックスをランダムに右に行ったり下に行ったりしていました。

当然、前回の例②の時点で右の箱に行かないで下の箱、[レベル]存在・[タイプ]重要性に行ったらどうなるのと考えますよね。ここで箱の左上についているT1T6と箱と箱を結ぶ矢印に注目してください。



[レベル]問題  [タイプ]刺激 ⇒ 刺激の重要性

[レベル]存在  [タイプ]問題 ⇒ 問題



この二つの箱はともに左上の記号はT2でお互いに矢印で結ばれています。実はこの二つT2の箱はディスカウントとしては同じ扱いになるのです。「T」はTreatment(トリートメント)の頭文字で「取り扱い・処理・治療」という意味です。


つまりT1[レベル]存在・[タイプ]刺激から



<下に>[レベル]重要性  [タイプ]刺激 ⇒ 刺激の重要性に行こうが、<右に>[レベル]存在  [タイプ]問題 ⇒ 問題に行こうが


ディスカウントとしての取り扱いは同じになるのです。言いかえれば刺激の重要性と問題の存在はディスカウントする人がどう捉えているかの「知覚」の問題でディスカウントとしては同じ意味あいとなります。



前回の② [レベル]存在・[タイプ]問題のディスカウント


例 「何かこの車、変な音がしていない?」(実際に誰が聞いてもキー

キー変な音がしている)

  

「音?確かにキーキー聞えるね・・・でも車は走っていれば音くらいするものだろ(車から音がしているという問題をディスカウント)?」



これを[レベル]重要性・[タイプ]刺激のディスカウントにしたら


例 「何かこの車、変な音がしていない?」


   「音?確かにキーキー聞えるね・・・でも音(刺激)がしたからどうし

たてっいうのさ(音の重要性のディスカウント)?」



   となり結局ディスカウントの意味合いは同じことになります。




この法則は以下のT2~T5まですべてに当てはまります。




「?????」大丈夫ですか?ここらへんがディスカウントマトリックスの一つの山場です



ゆっくり整理して考えてください。




念のためもう一つ、前回の③[レベル]重要性・[タイプ]問題の「問題の重要性」ディスカウントではどうなるでしょう?ここではT3の扱いで、その他のT3[レベル]変化の可能性・[タイプ]刺激の「刺激の変化の可能性」のディスカウントと、[レベル]刺激・[タイプ]代替案の「代替案の存在」のディスカウントになります。




「問題の重要性」のディスカウント


例 「何かこの車、変な音がしているけど大丈夫?」


   「確かにキーキーと変な音がしているよ、だけどこの車はすこぶる

   快調だよ」 と言って走り続ける




「刺激の変化の可能性」のディスカウント


例 「何かこの車、変な音がしているけど大丈夫?」


   「確かにキーキーと変な音がしているよ、だけどこの音(刺激)は止

   めようがないさ(可変性)」と言って走り続ける




「代替案の存在」のディスカウント


例 「何かこの車、変な音がしているけど大丈夫?」


   「確かにキーキーと変な音がしているよ、だけど止まったところ(止まるという代替案)でなんになるのさ」と言って走り続ける




残りT4・T5もこのように考えていけますのでぜひご自分で例文を作っ

みてください。



さて、ここまで例文を読んで何か気が付きませんか?



気づいた方はメッセージを!



さて、次回はディスカウントマトリックスのもう一つの大きな特徴を説明

てやっとディスカウントの基礎が終わります。