ディスカウント理論(交流分析) その1 | 心理カウンセラー ブログ 住みなすものはココロなりけり。

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変化は常に起こっている、そして必然である。

あなたは「今、何に気づいていますか?」



我々がディスカウントをするときは、頭の中で自分に対して何か述べています。


例えば

「ほらやっぱり思ったとおりね、彼が失敗することはわかってはいたのよ」



「結局こんなものさ・・・こんな状況だからしょうがないさ」


ディスカウント自体は観察不可能ですがディスカウントは効果的でない行動の形で現れます。ディスカウントとは自己・及び他者そしてそれを取り巻く現実状況を誇大視または極小視する

個人のこころの内的メカニズムであり、個人の信念・行動や他

者との交流を通してディスカウントの手がかりが確認できます。

ディスカウントの手がかり。

・誇張(小針棒大 虱の皮をヤリで剥ぐ)誇大視 極小視

・受動的行動(何もしない 過剰適応 いらいら 無能または暴力) 

・再定義 絞首台の笑い 過度の一般化や詳細化 消極的攻撃行動

・ドライバー行動(自分を駆り立てる内在化されたメッセージ)急げ・完全であれ・強くあれ・他人を喜ばせよ・一生懸命努力せよ




4つの受動的行動とは?(何もしない 過剰適応 いらいら 無能または暴力)

①何もしない Doing Nothing

問題解決にエネルギーを使う代わりに行動をストップすることにエネルギーを使う

子供の自我状態が支配的で「何かをする」という自分自身の能力をディスカウントしている。

例 順番に意見を発表しているときに、自分の番で黙っている。

  

②過剰適応 Over Adaptation 

他者の問題をあたかも自分の問題に用に扱う。

他者が望んでいることが現実かどうか確かめることもなく、また自分自身の望みなのかに関係なく従うのである。

過剰適応している人は何もしない人と違って受動的行動をしている間の自分は考えているのだと体験している。しかしその考えは実際には自我状態の汚染から出発したものである。

過剰適応は一見、役に立つとか、適応性があるとか親切などととられ、社会的に受け入れられやすく、その人自身が考えているように見える為、受動的行動と見破りにくい行動である。

自分自身の代替案に基づいて行動するという自分自身の能力をディスカウントしている。

例 家族で外出し、夜帰宅しに疲れているにもかかわらず、皆の分のお茶を入れる、母。

③いらいら 意思のない反復行動  Agitation

行動を止めようとするエネルギーを作ろうとして行う非生産的行動。結果として無能力や暴力の暴発に終わりがちになる。

エネルギーを問題解決行動に向ける代わりにイライラ行動へと向けている、問題解決する能力をディスカウントしている。

例 多くの習慣的行動 爪噛み・髪いじり・喫煙・脅迫的飲食etc

④無能または暴力 Incapacitation Violence 

無能…

自分自身を何かの方法で無能にする。問題解決する自分自身の能力をディスカウントすることで自分が何もできなくなれば他の誰かが解決してくれると「子供」の自我状態で望んでいる。


暴力…

受動的行動なのに「暴力」というのは、少し違和感を感じるかもしれないが問題解決に向かった行動ではないので受動的行動とみなしている。消極性から集められたエネルギーの放出のなかでおこる。更に共生関係が壊れようとするとき共生関係を強めようとする試み。「私は我慢できない」の誇大化であり、心理ゲームの結末でもある。

イライラのあとにおこりやすく、イライラでエネルギーを溜め込み、無能や暴力で放出する。

問題解決する能力をディスカウントしている。

例  放棄する なげやりな態度  キレる 物に当たる 

   人に当たる



まずは自分自身、何かディスカウントしていないか「行動」を手がかりに探ってみましょう!私は爪噛み(イライラ)をしてしまうことがあるのでそれが出たらディスカウントのサインとして気をつけています!


次回は、いよいよディスカウントの領域・タイプ・レベルのお話です。