孵卵器Janoel-10Plus。

メーカーは不明。Dulongってメーカーの商品らしい。中国製。私の買ったのはLifeBasisってロゴ入ってるけどOEMなんだろう。ロゴのないやつもあり、どれも同じ製品と思われる。

初めに断っておくと、予想外にもリトルママよりもよっぽど良い。

ただし、表示温度と中の温度が一致していれば、である。

 

ま、普通なら孵卵器というものはセンシティブな温度管理が不可欠な商品なので、販売者が予め調整してから販売されるべきものだ。事実、これを買う前に使用していたベルバードで購入したリトルママは温度が完璧に調整されていて、表示温度まで上がらぬ。。。などということはなく最初から全く問題なく使用できた。

しかし、amazonで買う商品については全てがこの限りではない。確かに、その雰囲気はあった・・・商品説明の日本語が翻訳ソフトみたいに怪しい、中国製品によく見られるアレだからだ。安さの原因はこれが全て。果たして私が買ったこいつは、試運転したら37.5℃に設定しても内部温度が35.8℃程度、39℃に設定してようやく内部が37.6℃という酷い誤差がある個体だった。そして・・・

その温度修正の方法が説明書に載っていないのである(笑)

メールでのサポートは頑張ってる感じは認めよう。しかし全然日本語が通じず、見当違いの返答がくるので困ってしまう。

 

幸いなことに、自力でどうにかなったのでその方法をここに書いておく。温度調整さえしっかりできれば冒頭で申し上げた通り、リトルママより多くの卵が入るし、仕組み上転卵不良も起こりえないため非常に有用な孵卵器だ。また機械部が上にあるため傾けたり倒しても注入した水による故障も起きない。床だけ分離できるので丸洗いが容易で手入れがしやすい。さらに雛の誕生後そのまま育雛器として使える等、利点は枚挙に暇がない。

 

結論:↓さえ知ってれば超お勧めの孵卵器。

 

【温度校正方法】

1.SETボタンを長押し

2.セグがHUとなるので、+-ボタンでCAと表示させる

3.SETボタンを押し、+-で内部温度と表示温度の差を入力する

(例:内部34.9℃で表示37.6℃なら、34.9-37.6=-2.7を入力)

4.放置して表示が元に戻ったら完了

5.内部温度が表示温度と同じになるまで微調整を繰り返す

 

何回か調整を繰り返し、中に置いた温度計とフタの表示温度が同じになったらOK!