失敗ってしちゃいけないの!? | 11の魔法で子ども指導 

11の魔法で子ども指導 

池上正さんの「サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法」という本を教科書に、

フットボール指導から学んだノウハウを活かして、

戦術的ピリオダイゼーション理論をベースとした『複雑系の指導』を追求中!!




以前から思っていたのですが・・・

改めて思うことがあります。



失敗って悪いこと!?



サッカー指導や学校指導でよく見るのですが・・・

子どもってなかなか自分の意見を発表しません。

また、その答えを間違うと周りがチャカします。


僕の子どもの時もそんなことがありましたが・・・



失敗って悪いことなんすかね!?




僕の学校には児童養護施設の子ども達がたくさんいます。

様々な事情で施設にいるわけだが、その中の一人にこんな子がいます。


なんでも間違うと異様なほどの拒否感を示すのです。

テストや練習、発表の至るところです。

なので、失敗しそうなことはやろうとしません。


彼を指導する様になり、この拒否感が気になりました。

そして、先日やっと原因を突き止めることができました。




彼は母親の虐待を受けていました。

その中の一つに・・・


失敗をすると異様に怒られる


ことがあるのです。

だから「失敗すること=悪いこと」なのです。


彼は母親ともう長い期間離れていますが、今でも残っているんですね。

そんな彼をほってはおけず・・・

常にこう言って洗脳することにしています。




え!?失敗って悪いことなん?

それは誰が決めたん!?

人間生まれた時からなんでもできる人なんているんかな?


そりゃ、何かを最初からできる人もいるよ。

もちろんできない人だっている。


でも、最初からできる人だって他にできないことないか?

できないから失敗するんちゃうん?

できないから勉強したり練習したりするんちゃうん?


じゃあ失敗って悪いことかな?

失敗するからできる様になるんちゃうん?

変な考え方するなぁ。



と、彼には言い聞かせています。他の子に対してもです。

もちろん、その失敗の原因と改善方法を導いてあげるのは当たり前ですが。




「どんまい!」


僕の合言葉にしています。





なんで子ども達がこんなことになるのでしょうか?


それは・・・


周りの大人達が、子どもの失敗を責めていませんか?


教育や指導は怒ることではありません、責めることではありません。

怒る必要もないのです。責める必要もないのです。

でも叱らなければいけない時だってあります。

「叱る」は指導テクニックの一つです。



本当に大人って勝手ですよね。

自分達は失敗のかたまりで生きてきてる癖に・・・

子どもには一丁前に怒るのです。責めるのです。





ははは・・・


本当に大人って勝手だ。