不登校になったから自己肯定感が育つってどういうこと?

 

こんにちは、じゅんや先生です。

 

昨日、不登校になったからこそ、ホンモノの自己肯定感が育ち 自分のことを認められるようになる、とお話をしました。

 

え?と思いますよね。逆じゃん!と。どんどんどんどん自己否定が強くなっています!と。

 

もちろん、初期のころはもうみんな自己否定感に悩まされるんです。

 

だってね、これまでは、

 

頑張ったことで自分を評価してきたし、評価されてきたんです。

 

勉強、部活、習い事、友達関係、委員会の仕事、係活動、などなど、

 

頑張ったから、成果が出たから、自分すごい!えらい!先生からも、親からも、自分でもそうやって自分のことを認めてきたわけです。

 

でもね、学校に行かなくなるとすべて失ったような感覚に陥ります。

 

ゲームや動画鑑賞以外、なんにもできなくなるときもあるわけです。

 

これまで、頑張ってきたことやその成果によって自分を評価してきた子が、それを失ったら、どうでしょうか。当然、自己否定に陥ります。

 

さらに、そこにさらに、親御さんはどう思っているんだろう、先生はどう思っているんだろう、友達はどう思っているんだろう。

 

きっとダメなやつだと思っているに違いない。と思ってしまうんですよね。

 

まさに自己否定のスパイラルに陥ってしまうわけです。

 

でもね、そうじゃないんですよ。大前提が違うんです。

 

頑張っているあなたが素敵じゃないんですよ。

 

この考え方だと、人生どこかでしんどくなってしまいます。

 

そもそも大前提として、頑張っていないあなたも素敵なんですよ。

 

自己肯定感って、無条件に自分のことを肯定できる感覚、のことを言います。

 

存在自体がめちゃくちゃ価値があるんです。

 

なにもしなくても、なにもできなくても、そもそも価値があるんです。

これをみんな忘れてしまっている。

子どものころは、そうだったじゃないですか。

 

いるだけでかわいい。大好きだよってそんな存在だったじゃないですか。

 

それが大きくなるにつれて頑張らないとダメ、になっていくんです。

 

思い出してもらうんです。

 

不登校の今の自分をも肯定できるようになったら、これがホンモノの自己肯定感なんです。

 

こんな自己肯定感を育てることができたら、もう今後の人生、よっぽど軽やかに生きていくことができるし、これまで以上に何でも挑戦できるようになるんですよ!

 

じゃあどうしたら、そんな自己肯定感が育っていくのか。

 

自己否定が強い子が、ある日突然、自分のことを肯定できるようになった、ということはあまりないかと思います。

 

順番があるんです。

 

周りの人が肯定してくれる認めてくれるから

 

自分のことを肯定できる、認めることができるようになる!

 

だから僕は、この音声をあなたに届けています。親御さんに届けています。

 

不登校はチャンス!悪くないんだよ!と、今を肯定する言葉を掛け続けています。

 

今のお子さんをまずは受け入れられるようになるためです。

 

見方を変えることができるように、です。

 

もちろん不安はなくなることはありません。でも少しでも、受け容れることができてきて、見方が変わってきたら、肯定できるようになってきたら、状況は少しずつ変わってきます。

 

子どもの笑顔が増えてきます。ホンモノの自己肯定感が育っていきます。

 

親御さん、さらに外部の人まで自分を認めてくれるんだと思えるようになると、さらに自己肯定感が育つと思っています。

 

だからこそ、個別塾を立ち上げ、来てくれたその子自身を、なにかできたからではなく、

 

がんばっているからではなく、

 

あなたが素敵なんだよ!ってメッセージを送り続けているわけなんです。

 

小手先にできたから褒めるじゃなくね、人生そのものが変わっていくようなホンモノの自己肯定感を育てるチャンスが今なんです。

 

そのために学校に行かなくなっているんです!

 

はい、今日は不登校になったからこそ、ほんものの自己肯定感が育つんだよ、という話をしました。

 

明日は、不登校の乗り越え方についてお話をしていきます。

 

ぜひね、明日も見てください!