神戸マラソンを振り返り 後編 | Running diary フルマラソン3時間30分台へ

Running diary フルマラソン3時間30分台へ

2015年秋、ランを始めて7年半。22年シーズンは大阪マラソンで念願のサブ4、水都大阪ウルトラで100キロを達成できました。この記録で満足せず、更に上を目指して頑張っていきますが、いつかは記録を忘れて楽しく走り続けていきたいです。

おはようございます。


今朝の大阪は朝から良い天気です。



神戸マラソンというにぎやかな祭りが終わって すでに4日。

走り終わった後、しばらくふくらはぎはパンパン。寝返りを打つのも辛く、しんどい日々を過ごしておりましたが、ようやく復活してきました。

まる3日休んだので、今朝は体をほぐすのと今日大会に出られる方の健闘を願ってのランをしてきました。

8.88キロ 今日の頑張りが良い方向へ進みますように。



そして、今日は福知山マラソンの日です。


私の大切なブロ友さんが出られます。ちょっと気温高めなのが気になりますが、こまめな水分補給を心がけて、楽しく42.195キロを駆け抜けてください。

今日は仕事ですが、応援Naviで声援を送りたいと思います。





中編からの続き   


めちゃ長いです。

  ​21キロ〜25キロ



中間点を過ぎて、ようやく後半戦。

とはいえまだ先は長いので、距離のことは意識しないで、淡々と走ることを心がけます。


前半走ってきた道を戻ります。ということは再びアウトレットのあたりに行く為、再び連続アップダウンのところを走ります。2回目の登りのあたりでペースダウンを感じるところがあり。それだけ周りのランナーも徐々に疲れてきているのでしょうか。浜手バイパスの坂に備えて、体力温存を心がけます。


以前走った時に気になった山陽電鉄滝の茶屋駅のホームまで無駄にホームまでながい階段。足腰が鍛えられそうです。

そういえばそのホームから応援している人がいたような...。


この辺りから攣り防止の為、塩ジェルを投入、さらに5キロ〜10キロごとにアミノサウルスも投入して、体力回復を図りました。


21キロ〜25キロ 27分39秒


  ​26キロ〜30キロ



この辺りはスライド期間が続くのですが、JRの跨線橋を過ぎたあたりで収容バスを発見。

もう乗せられているランナーさんもいるのだろうか。そんなことを思いつつ、海沿いの道を走っていきます。

風はそんなに強くなく。この日はマラソン日和。天気に恵まれました。こまめに水分を摂り、須磨駅周辺を目指します。

向かう途中、KANの「愛は勝つ」を熱唱してランナーにエールを送っている方がいました。耳に残ったランナーさんも多かったのでは。

学生時代、カラオケでよく歌ってました。文化祭でお会いしたことがあります。まさかまだあの若さでお亡くなりになるとは...。

謹んでご冥福をお祈りします。



須磨駅あたりを走っていると、またやたろうの名前を呼んで手を振ってくれる女性陣が。

反対側に移って応援してくたされたたっちゃんとかめりかさんでした。踏ん張りどころだったのでめちゃ笑顔になりました。

かめりかさん、それともまりこさんとお呼びした方がいいのでしょうか。初めましてなのに本当にありがとうございました。近畿の大会でご一緒できる時がありましたら、改めてご挨拶させてください。


その後走RUN会の幟を再び発見。

ぐっちぃ、ドミさん、るるるさんに手を振って通過しました。応援ありがとうございました。

JRの跨線橋を越えたところでようやく30キロに。


26キロ〜30キロ 27分25秒


  ​31キロ〜35キロ



ここから再び神戸の市街地を走りますが30キロを越え残り12キロはいつも走っている12キロとは全く別物。慎重に走っていきます。その時、後ろから私に声をかける女性ランナーが。

ミッキーの帽子を被ったるんちゃんでした。ずっと後ろをつけていたとか...。

ストーカーされてました。


るんちゃんの足は調子良さそう。ペースを落とさないでくださいねと言われましたが、るんちゃんの足色が断然良かったので泣く泣く先に行ってもらいました。

みんなからミッキー!と言われ楽しんで走られてました。改めてPBおめでとうごさいます。


るんちゃんに後ろからついていこうと思いましたが、徐々に距離が離れていきます。この辺りからふくらはぎに攣りの症状が出始めてました。

それでも何とがペースを落とさないように走っていると、何と先を走っていたまゆちさんを発見。

サブ4常連ランナー、追いつけないと思っていたのに。

明らかにおかしい...。どうしたんだろう?

声をかけるとすごく辛そうな顔をされてました。

すごく心配でしたが、無理だけはしないようにと声をかけ、先を進ませてもらいました。

その後無事にゴールされ、大事に至らずホッとしました。


ちなみに去年の正月にここを走ってました。ヴィッセル神戸のホームスタジアムでもありますが地味にしんどいと言うイメージしかありません。

マラソンやり始めた頃、ここで20キロマラソンをした思い出があります。当時はめちゃきつかったなぁ。 


しかし、沿道の皆さん応援は熱かったです。

手前30キロあたりで、明らかに気持ちの入ってない、「ドラゴンズ!頑張れ〜!」にはちょっと心にグサッ💢ときました。
もうちょっと優しく声かけて!と言ったら周りのランナーも同情してくれてました。

しかし、その先走っていくと、聞き覚えのある応援歌が。


いいぞ頑張れドラゴンズ
燃えろドラゴンズ!🎶

私のユニフォームを見た沿道方々何と大声で歌って応援してくれるではないですか。
これには涙が出るほど嬉しかったです。
本当にありがとうございました。

他にも元気になる応援で疲れもありましたが、楽しく走ることができました。

少し予定よりオーバーしましたが、28分ちょっとで35キロを通過しました。

31キロ〜35キロ 28分6秒

あと余談ですが、ポケットに入れていた豆大福もこの辺りで食べましたが、なかなか喉が通らず、大変でした。水が欲しかったです。


  ​36キロ〜40キロ



残り7キロ

あの応援歌で勇気づけられましたが、ふくらはぎの攣りの症状はますますひどくなってきました。

この先の浜手バイパスに備えて、ハーバーランドのあたりの給水所で水分をたくさん補給しました。

しかしそこで一旦足を止めてしまった時攣りが一気に進んだような...


それでも何とか走り、浜手バイパスの坂に着いた時にはふくらはぎは限界でした。そして歩いて進んだ瞬間...










フィッシング倶楽部に捕まりました。(涙)


金沢の悲劇、再び...

去年10月に出た金沢マラソンで35キロまで順調だったのに、足を止めた瞬間足が攣ってしまい、初サブ4を逃すという苦い経験がよみがえりました。


さらに不運なことに...

サブ4のペーサー軍団に抜かれてしまいました。


大ピンチ!


攣りを振り払う為、何度も走りだしますが、足はいうことを聞いてくれません。何度かふくらはぎを揉んだり叩いたりもしましたが、なかなか再生してくれません。その間にどんどんランナーに抜かれていきます。何でいつもこのタイミングで...。 


自分が情けなくなりました。沿道からは、


「ドラゴンズ、がんばれ!」

「やたろうさん、ファイト!」


学生さんから声援を受けましたが、走りたくても走れない、歩きたくないのに歩かざる得ない状況。

ガーミンを見るたび、無情にも進んでいくタイム。



神戸を甘くみていたのか...


サブ4、もう無理かも...


絶望的な状況のなか、それでも何とか止まらず歩きながらも神戸大橋の最高地点まで進んでいきます。


36キロ〜40キロ 34分23秒


  ​41キロ〜ゴールまで


応援Naviで35キロ〜40キロのラップをご覧になられていたブロ友さんたちはどう思ってたでしょうか。


走り終わった後で応援Naviを見た時、ブロ友さんからのエールが届いてました。


やたろうさーん、頑張ってー!


後2キロですっ!頑張って〜!



走っている時、もちろん見ることは出来ないですが、その声援はちゃんと届いていたと思います。




何故なら...












奇跡が起きたからです。


足攣りで悶絶する中、40キロ手前の給水所でスポドリ、水をコップをたらふく飲みました。そして進んでいくといつの間にか...


足の攣りが治ったのです。


さらに、その先の40キロの板を過ぎたところで、ガーミンを見るとタイムは...




40キロ3時間47分。予定より7分遅れ

残り13分で2.2キロ。


その時、希望が芽生えました。


㌔6以内で走れば4時間以内に滑り込めるのでは...



よく考えたら、サブ4ペーサーはグロスタイムで走ってました。私のスタートは号砲からほぼ4分遅れ。

グロスは無理でもネットタイム狙いでこの距離なら13分もあれば、いけるかも。

この先は下りと平坦のみ。坂道の下りで勢いをつけて、一か八か、最後の走りに賭けます。


ネットでサブ4、

絶対獲りに行くぞ!


足は限界だったけど、止まったら終わり。スピード落とさずにゴールまで必死に走りました。全体通して一番速く走ってました。


そして最後の直線。歩道橋の先に見えるゴールに向かって突き進んでいきます。



諦めかけていたサブ4が現実になる。

ガーミンは3時間58分。ゴールは目の前。




ネットタイム

残り2キロからの大逆転。


今まで苦しくてもやり続けたことが、

報われた瞬間...



右手を挙げて

ガッツポーズ!


設定した目標に遠く及びませんでしたが、苦しくても最後まで諦めずに獲った2回目のサブ4でした。






アフターと総括に続きます。