学年が上がり、落ち着かない子どもたち☺️

ゴールデンウィーク明けまでこんな感じだよね!


私の勤める短大の学生さんも4月はみんなふわふわしています。

お互いマスクをした顔しか知らなかった学生さんたち。

授業では、顔を全部見せて座席に座ってくれている子もいて

あれ?あの子誰だろ?と困る私。

マスク有りの顔を覚えてしまっていて、アップデートに脳が忙しいです🧠

私も今月中にこのふわふわ脳内を覚醒させなければ♡


さてさて。

すきっぷピアノ教室の生徒さんたち。

それぞれの個性に合わせたレッスンを心がけています。

ショパンの「わかれのきょく」を弾いている小学2年生。


(このシリーズの1巻の最後が「わかれのきょく」です。ハ長調で1ページにまとめられています。)


楽譜の冒頭にp(ピアノ)と書いてあるのに

「発表会で1番後ろの席の人にも届く音色を!」と私が言いすぎたのを意識しているのか、元気いっぱい弾いています。


レッスン室に置いているショパンの本を見せて、彼の人生について話してみました。


子どもに見せるには難しい本ですが

国旗を覚えるのが大好きな2年生なので

ショパンの生まれたポーランド🇵🇱のこと

移り住んだフランス🇫🇷のことなど

「えーっとしゅとは!パリで、エッフェルとうがあるよね」

「ヨーロッパのたてものはうえがとんがってるね」

「たいようのとうもうえがとんがってたかなー」などなど

いま興味のあることと結びつけて、一緒にたくさんお話しました。


中でも、この子が気になったページは

《ロシア軍によるポーランド人の子供の略奪、ワルシャワで》というリトグラフ。


戦争を知らない私たち。

それでも、小学生にも私が伝えられることがあります。

丁寧に言葉を選んで、今のロシアとウクライナの戦争についてもお話しました。


そして、ショパンは身体が弱かったこと。

呼吸が苦しかったせいか、スラーが途切れ途切れに書いてあるところが多くあることなども伝えました。


その後に1人でじっくり考えて奏でてくれた音は、私がハッとするような響きで、子どもなりの解釈がしっかりと音色に反映されていました。


考える→表現する


この大切さを一緒に学んだ時間でした✨

お迎えに来られた保護者の方にも学んだことを報告してこの日のレッスンは終了!!


毎回のレッスンで伝えられることは少しですが、積み重ねが大事♡

ピアノのレッスンで学んだことが子どもたちの人生を豊かにしてくれますように。

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