こんにちは👋😃
すきっぷピアノ教室講師のじゅんこです。
感激したスープのお話。
フォーティアオチャン
漢字で書くと【佛跳牆】
このスープのおいしい匂いを嗅いだ修行僧が壁を飛び越えてやってくることから、この名前になったそう。
文化の日、休日お料理担当の夫から毎度同じく「なに食べたい?」と聞かれ、北京ダック!と答えたところ、ウェスティンホテル大阪の中国料理「故宮」へ連れていってもらい、前菜のあと、この黄金の一杯をいただいたのです。
調味料は一切使わず、国産干し鮑や中国のさまざまな乾物で出汁をとり、8日間かけて煮込んだものだそうです、。
身体の芯から温まり、心もホクッとほぐれる魔法のスープでした。
念願の北京ダックや麻婆豆腐などたくさんいただいて帰ってから、次はこの本と出会いました。
が出てくるのです。
誰でも受け入れ、それぞれの体質に会う賄いを作ってくれる愛情溢れる店主が毎年大晦日に振る舞っていたスープを、入院中の店主に替わって常連客が材料を持ち寄って何日もかけて煮込む様子が、あったかく優しく描かれていました。
つい数日前に実際に口にした感動を思い出しながら、再びあの香りを呼び寄せながら読み終えて、ほっこり。
この本も、スープもおすすめです。
お料理とピアノって通ずるところがあって、どちらも大好きです。
技術はもちろん大切ですが、センスが大事。
お料理なら食べてくれる人、ピアノなら聴いてくれる人を思い浮かべて、準備(練習)をします。
当日の何時に仕上げるのか、聴いていただくのか、何日前にはどれくらいの準備ができている必要があるのか。
どちらもどっぷりはまっています