すきっぷピアノ教室の講師 じゅんこです。
私の好きなアーティストのお一人
サクソフォン(サックス)奏者🎷の上野耕平さんが毎晩15分間インスタライブをされています。
週末に聞いていたところ、この日は音色についてのお話をメインにされていました。
特に気になった言葉が
その1
「美音の押し売りは良くない」
その2
「自分の言葉でしゃべる」ということ。
まずはその1
美音の押し売りは良くない
「ほら。僕の音、綺麗でしょ?すごいでしょ?をやり過ぎると気持ち悪い」と。
「かすれた音、荒れた音も必要で、場面や作品によっても求められる良い音は違う」とお話されていました。
もうこれ、ピアノにも当てはまる!
手帳に書き留めました!
自戒の意味を込めて😂
ほら~めっちゃ綺麗でしょ!
私はこの曲のここが大好きなんですぅ!って人前でただただ披露されても、聴いてる人は疲れますよね。
コンクールで弾く
コンサートで弾く
そうした場合、特に気にかけておくべきことだと感じています。
自己主張は大切だけれど、それのみの演奏にならないこと。客観的に自分自身を見る(聴く)ことを常に忘れないことが大切。
その2
自分の言葉でしゃべる
はてはてなんのこと?と思われるかもしれません。
熱心にレッスンに通う生徒さんが陥りやすい現象に対し、上野さんが警鐘を鳴らしてくださってるようにも聞こえました。
「先生に言われたことを守ろうとばかりしていると、あなた自身のやりたい音楽が姿を消しますよ。自身が表現したいことを自身の言葉でしゃべるように演奏しましょう。」ということでした。
これは、指導するうえで、私自身が気をつけていかなければいけないことです!
生徒さんの個性を生かす演奏ができるように、私自身の好みを押し付けないこと。
生徒さんの表現したいものは何なのか。
それに対して、掛ける言葉は何が適切なのか。
見極める耳、言葉のセンスが必要で、もっともっと磨いていかなければいけません。
「コンクールの結果に一喜一憂しない!
人が決める評価なんだから!」という言葉も響きました。
コンクールシーズンのいま、多くのひとの心に響いたこととと思います
管楽器はビブラートをかけるのか、かけないのかで、音色が大きく変わるので。。といったお話のなかで「バッハの作品ではビブラートは一切かけない」と仰っていました。
ピアノでいうところのペダルも、作品の時代背景によって、使うのか使わないのかの選択も大事ですよね。
違う楽器の演奏家の皆さんからの学びも楽しい日々です💗
ラジオNHKFM『×(かける)クラシック』もおすすめですよ♡私は月曜朝の再放送を聞いています📻
モデルの市川紗椰さん&サクソフォン奏者の上野耕平さんが、クラシックとそれ以外の様々なジャンルを掛け合わせて紹介してくれる番組です。川柳のコーナーも楽しいし、鉄道ファンのお二方ならではのお話も大好きです!
では、まだ残暑が続きますが、ご自愛くださいね

