こんにちは👋😃
すきっぷピアノ教室の講師です。
反田恭平ピアノ・リサイタルツアー2021
初日を聴きに、兵庫県立芸術文化センター大ホールへ行ってきました。
コロナ禍で、しかも台風の影響でJRは止まってたの。
それでも、2,000人が入れる大ホールは満席✨
いま、2,000人を集められるピアニストって、反田さんくらいだわ。きっと。
舞台には、ファツィオリのコンサートピアノがドーンと鎮座していて、わくわく!
あ~私も弾いてみたい♡
ピアニッシモで語りかけてくれるノクターンでスタート。
はぁーなんて詩的な音楽。。。と思っていたら、次はスケルツォ2番。
もともとのプログラムには無かった曲目だっただけに、嬉しくて前のめり(笑)
エネルギッシュな場面もあり、身体が自然に動く。
少しずつ反田さんのぞわっとする色っぽい音色に耳が慣れてくると、ペダル使いの巧みさや、手首や親指の付け根(手首のそば)の柔らかさに研究心が傾いていき、いろんな角度から楽しめました。
私自身がフラット系(♭)の曲が好きなせいもあるのか、反田さんの♭系の調性の曲がとても心地よく響きました。
ショパンって、繊細で優しくて、恋の駆け引きの妙が素晴らしいと感じるんです。
だから、駆け引きとか繊細さが足りない私には、いくら練習してもなかなか馴染めないのです。
でも、聴くには、問題なし
20年前だと、オールショパンプログラムのコンサートにすら、行かなかったとは思うけど😂
人生経験を積んで、ようやく耳は馴染めるようになりました。
後半、ソナタ2番の1楽章を弾き終えた時点で、反田さんが汗を拭いたの。そしたら、けっこうな数の拍手が。。。
えー😱ここで拍手する⁉️って驚いた私。
反田さんも驚いてて、あわてて2楽章を弾き始めてました(笑)
拍手するタイミング、難しいよね。
他の人がしてたら、しちゃうみたい。
うちの夫も拍手しちゃったみたい。
それから
ソナタ2番の1楽章の右手のモティーフのこと。
学生時代の少人数講義で、S教授が
「愛って何?愛って何?」って感じながら弾くといいんだ!と言っていて、
当時は、しょうもなー‼️って思ってたのですが、あれから20年近く経っても、誰が弾いていても「愛って何?」に聴こえる。。。
記憶って恐ろしいです((((;゜Д゜)))
アンコールのとき、反田さんがお話をしてくれました。
「遠足を楽しみにする小学生みたいに、昨夜は興奮して一睡もできませんでした」と。
「リハーサルで全曲通して、昼公演をやって、まだ夜公演もあるんですよね」と。
素晴らしい体力と気力の持ち主だわ。
夜公演も素晴らしかったみたい✨アンコール曲も同じだったそうです。
10月のショパンコンクールに向けて、また来月からワルシャワに行かれるそうです。
ショパンコンクールで優勝してください!の想いを込めて、拍手してきました。
ファツィオリで本大会は演奏されるのでしょうか
ショパンコンクールが終わったら、ラフマニノフまた弾いて欲しいなぁ。
彼のラフマニノフのファンは多いですよね✨
反田さんは黒がお好きみたいね。
衣装はタキシードではなく、黒いシャツとパンツ。汗を吹くハンカチまで黒いの。
白いシャツと白いハンカチになる日がくるかな☺️
これからのご活躍も楽しみです。