こんにちは🥰
すきっぷピアノ教室の講師です🎹
洗濯物がすぐに乾いて嬉しい休日でした☀️
先日から、
ショパンコンクールに夢中の私に、いまマレーシアの音楽大学で教授をしている大学院時代の先輩から
「第11回のドキュメンタリーを何回も観たよ。特に小山さんの先生が最終審査の途中コメントされる場面がとても印象的で本当にいい先生でいらっしゃるんだろうと感じ、そこだけ何回か観た事も。。国際コンクール参加される皆さんの映像に何度もエネルギーをもらいました。」とメッセージをもらいました!
なになに?そんなにすごいの?と探してみたら、YouTubeで観れました!
ブーニン、
ルイサダ、
小山実稚恵さんなど今も世界で活躍するピアニストが入賞されている大会✨
日本人参加者が26名と国別最多で注目され、審査員の園田高弘さんが他の審査員から「日本人が予想以上の演奏をしている」と言われた大会でもありました。
またYAMAHAとKAWAIの日本二大メーカーのピアノが初めて正式指定された大会でもありました。
19歳だったブーニンは、ソビエトという国を背負い、参加。ブーニンの先生であるドレンスキー教授が、彼を記者たちから徹底的に守っていました。
「彼の才能は大切に育てたい」
「彼はソビエト芸術の金の卵だよ」と話される様子も印象的でした。
華やかで優美で美しい若きブーニンのショパン。
今の渋いブーニンとはまた違った魅力が在りました。
ルイサダのインタビューでのフランス的なユーモア溢れる話し方や、二度目のショパンコンクールの挑戦に「熟すのを待っていた」と話すところが、彼の演奏から溢れるおしゃれな音色や音楽に対する真摯な姿勢と通ずるところがあり、演奏はその人そのものなのだと再認識しました。
先輩のイチオシのシーンは、このドキュメンタリーの40分ごろ。
小山実稚恵さんの最終審査でのコンチェルト演奏の際、客席でも舞台袖でもなく、ロビーにおられる吉田先生。小山さんを6歳から指導され、もう一心同体とのこと。祈る気持ちでロビーで彼女に想いを届けておられました。
気品溢れる先生のお話に、私も涙が出ました。
自分の生徒さんへの想い、ステージで変わってあげられない重圧と闘う生徒に対する祈り、これまでの葛藤の日々を思い出し胸が苦しくなること。
私とは次元が違いますが、きっとこの吉田先生のお話には、世界中のピアノの先生が共感されると思います。
小山さんの知性溢れる上品でひたむきな演奏は、この先生のご指導が基礎になっているのだと知り、益々ファンになりました♡♡♡
ショパンコンクールの予選、明日まで続きます。
金の卵を探して、楽しみたいです。