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『DEVILMAN crybaby』。湯浅政明氏が監督したこともあってか非常に評価が高く、SNSでも絶賛している人が多い。確かによくここまでやったとは思うし、全10話を2晩で一気観したくらいだから退屈はしなかった。原作を読まずに観た人なら、そりゃあさぞかし衝撃を受けるだろう(特に9話で)。けど、少年マガジンに連載されてた当時(1972~73年)から毎週夢中で読み、もちろんコミックは全巻初版で買ってバイブルとし、セリフもある程度はそらで言えるくらいに原作から多大な影響を受けている自分としてはやはりどうにもモヤモヤした気持ちが残りまくった。なぜここをわざわざこんなふうに改変する必要があるのか(例えばジンメンまわりの話とか、牧村家惨殺に至る部分とか)、なぜ核となる重要な部分をバッサリ省くのか(例えばデーモンの無差別合体とか)、そりゃねーだろってな気持ちになることが何度となくあったのだ。ジンメンの甲羅に浮かぶ顔を少女にしなかったことやタレちゃん(crybabyではタロちゃん)の行き末は、あれは世界配信に際して非難を避けるための改変だろうことはまあわかるけど、しかしねぇ…。9話で一旦物語を終わらせて10話に入る構成とか(卓球と旅人のあの曲、よい!)、飛鳥了の正体について聖書を引用しながら伏線をはるとことか、上手いなと思わせられたところももちろんあった。原作だと少ないページ数で展開されてた軍団どおしの最終決戦を丁寧に描いていたあたり、自分的には特に評価したい部分でもあったし、あそこは思いのほかグッときた。なのでみんなが騒いでる9話よりもさらに10話がよくできていると……思いかけたのだが、でも最後の最後の了の言葉はやはり原作の最後を超名シーンとして焼き付けている自分にとっては蛇足としか思えず…(あそこまで言わせないと意味が伝わらないということなのだろうか?)。うーむ。

 

古典とは引き継ぐそれぞれの人の解釈と改変によって新しいものとなり、そうして受け継がれていくものだということは理解している。だからもちろん否定はしないし、意義ある試みだとは思うけど、でも原作に対して思い入れが強すぎる自分としては、やっぱどうしたって絶賛する気にはなれなかったなぁ。……とはいえ、とりあえずは観てほしい。それで、できればそのよしあしについて語り合いたいもんです。

 

2018年1月14日(日)

 

Zeppダイバーシティで、チャラン・ポ・ランタンと愉快なカンカンバルカン。

 

てえしたもんだのバンドアンサンブル。川崎公演に比べると、メンバー増員で音の厚みが増し、音響的にも相当よかった。

 

自分的には、カンカンメンバー全員と小春、それぞれのソロ回し部分がだいぶ好きだったりも。

 

発表された4月開催の初・野音は、ギデオンさんからtoRmansionまで最強の布陣。これは観ないとダメなやつだ。

 

2017年の自分的年間ベスト。映画に続いて「邦楽アルバム・ベスト20」を発表します。

 

去年の暮れからいろいろ聴き返して、昨日も7時間くらい「これはもっと上にしたい、いや、これは違う」などと動かしたりした上で決定した20作品です。いくつかの音楽誌やウェブの年間ベストものに軽く違和感覚えたりもしつつ、自分の耳が自分にとっては一番正しいのだという確信と正直さのもと、実に自分らしい選出結果になったんじゃないかと。言うなら「これがオレだ!」という感じ。

 

どっちが上とか下とかじゃなく、それを聴いてるそのときはそれこそが最高と思える20作品。書けと言われればどれもそのよさについて5000字くらい書ける。いやホント、若い世代も大ベテランも「これが自分(または自分たち)の音楽!」と堂々と言える揺るぎ無き作品を生みだした大充実の年だったのだなぁ、2017年は。

 

1. 『Dark II Rhythm』 Glider
2. 『PINK』 CHAI
3. 『FEARLESS』 ビッケブランカ
4. 『Mars Ice House』 ゆるふわギャング
5. 『タウン・ガール・ブルー』 浜田真理子
6. 『T字路s』 T字路s
7. 『Tequila the Ripper』 s-ken
8. 『ザット・サマー・フィーリング』 浦朋恵
9. 『ナイトライダーズ・ブルース』 高田漣
10.『BIZARRE CARNIVAL』 GLIM SPANKY

 

11. 『Vu Jà Dé 』 細野晴臣
12. 『SIREN』 広沢タダシ
13. 『PINK』 土岐麻子
14. 『Async』 坂本龍一
15. 『FISH』 入江陽 
16. 『Mellow Waves』 CORNELIUS
17. 『The Harvest Time』 Caravan
18. 『いつか晴れた日に』 夜のストレンジャーズ
19. 『惑星TOKYO』 ウソツキ
20. 『FLOW ON THE CLOUD』 真心ブラザーズ

 

ほかにも素晴らしいアルバムがたくさんあったので、もう10枚、順不同で書いておきます。

 

●『夜のすべて』 思い出野郎Aチーム

●『世界はここにしかないって上手に言って』 ものんくる

●『LOVE YOUR LOVE』 LOVE PSYCHEDELICO

●『なぎ』 環ROY

●『リヴアンドラーン』 G.RINA

●『ハレルヤ』 川村結花

●『新しい夜明け』 踊ろうマチルダ

●『MODERN TIMES』 PUNPEE

●『Earthlings』 ふーちんギド

●『Tiny Screams』 鬼束ちひろ

 

 

今年も自分なりに前年の年間ベストを選んでみました。こういうのって大抵のメディアも個人も年末に発表するものですが、僕は必ず今頃……翌1月の2週目あたりにやってますね。というのも12月末までに観た・聴いたなかから選びたいから(っていうのとあと、単純に年末はバタバタしてて落ち着かないから)。となるとどっか後出し感とか「今頃?」感が出ちゃったりもするんだけど、まあそれはそれ。これやるのって、多分に自分の記憶の整理目的だったりもするのでね。

 

というわけで、まずは映画編。

 

2017年は例年に比べて全然劇場に観に行けてなくて、いま数えたらたったの47本しか観てなかった。少なっ(哀) 。ライブの半分以下。観なきゃ話にならんとわかっていながら未だ観れてないものがたくさんあって、なんと『ドリーム』も『ゲット・アウト』も『パターソン』も『哭声/コクソン』も『勝手にふるえてろ』もまだ観れてないっていう。その程度のやつの選んでるベスト10だと思ってナメてもらってけっこうです、映画に関しては。はい。

 

1. 『ムーンライト』
2. 『人生フルーツ』
3. 『LOGAN/ローガン』
4. 『T2 トレインスポッティング』
5. 『20センチュリー・ウーマン』
6. 『ベイビー・ドライバー』
7. 『ハクソー・リッジ』
8. 『マイティ・ソー バトルロイヤル』
9. 『新感染 ファイナル・エクスプレス』
10.『たかが世界の終わり』

 

2016年の1位に選んだ『ケンとカズ』級にガツンと衝撃くらった映画はなかったけど、『ムーンライト』と『人生フルーツ』は自分にとって宝物のように思える映画。この先も何年かごとに観返したくなるでしょうね。『20センチュリー・ウーマン』もそれに近い感覚かな。あと、音楽の使い方が素晴らしい作品(=サントラが素晴らしい作品)がやっぱり好き度が高くて、『ベイビー・ドライバー』『20センチュリー・ウーマン』『T2 トレインスポッティング』はわかりやすくそういうものだけど、その点においてもやっぱり『ムーンライト』はダントツでした。

 

もう10作選ぶなら、『キングコング: 髑髏島の巨神』『ダンケルク』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『ノクターナル・アニマルズ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』『スパイダーマン:ホームカミング』『メッセージ』『スウィート17モンスター』『Ryuichi Sakamoto: CODA』、あとネットフリックスで観た『オクジャ/okja』。

 

因みにテレビシリーズものは以下の通り。10本選べなかったので、中途半端だけどベスト6。地上波で夢中になって(ときには泣きながら)観てたのは 『SR サイタマノラッパー~マイクの細道~』だけでした。

 

1. 『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン2
2. 『SR サイタマノラッパー~マイクの細道~』
3. 『13の理由』
4. 『ハノーバー高校落書き事件簿』
5. 『マスター・オブ・ゼロ』シーズン2
6. 『This Is Us 36歳、これから』シーズン1

 

 

2017年中に書いて各ウェブサイトにアップされたコラムとライブレポートをまとめました。こちらもお時間あるときにぜひ。

 

○コラム (レビュー含む)

 

●サラ・マッケンジー『Paris In The Rain』、アンドレア・モティス『Emotional Dance』。ノラ・ジョーンズに連なる、春の陽光に合うジャズ・ヴォーカルを求めて―〈天がニ物を与えた〉ふたりの才媛が受け継ぐもの (Mikiki 4.19公開)
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/13911

 

●唯一無二の歌い手となったカレン・エルソン、ジャック・ホワイトとの離別や波乱の人生を経て辿り着いた〈本当の美しさ〉とは (Mikiki 5.1公開)
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/14017

 

●ダン・オーバック『Waiting On A Song』。ブラック・キーズの休暇中にのんびり録った、陽気なカントリー/フォーク盤 (Mikiki 7.12公開)
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/14658

 

●イベイー『Ash』。カマシ・ワシントンやデーモン・アルバーンらも客演した2年半ぶりの新作で、双子姉妹は声を揃えて未来への希望を歌う! (Mikiki 9.28公開)
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/15473

 

●ジュリアン・ベイカー 『Turn Out The Light』。出口の見えない不安定や過去の深い傷をさらし、全米中から共感を集める彼女の第二章 (Mikiki 10.27公開)
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/15762

 

●キング・クルール『The Ooz』。鮮烈なデビューから4年、不眠と戦い、葛藤を乗り越え、そして導いた22歳の答えとは? (Mikiki 11.2公開)
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/15858

 

●エイミー・マン、5年ぶり通算9作目の最新作『メンタル・イルネス』発売記念特集 (billboard JAPAN 4.5公開)
http://www.billboard-japan.com/special/detail/1900

 

●エド・シーランは“現代ポップの必須条件”を完璧に満たした。新作『÷(ディバイド)』徹底分析 (Real Sound 3.16公開)
http://realsound.jp/2017/03/post-11715.html

 

●鬼束ちひろ ライブアルバム『Tiny Screams』レビュー / 鬼束ちひろは、本当の意味で復活を果たしたーーライブから伝わる“歌表現者”としての真価  (Real Sound 6.21公開)
http://realsound.jp/2017/06/post-84946.html

 

●Beverlyの歌声に宿るスペシャルな魅力ーーシンガーとしての対応力と熱意を読み解く (Real Sound 10.29公開)
http://realsound.jp/2017/10/post-123003.html

 

●ウソツキ『惑星TOKYO』。言葉とメロディの幅を広げた2ndフルアルバム。この惑星で4人の見つけたものがここにある。(ウソツキ『惑星TOKYO』特設サイト 4月公開)

http://usotsukida.com/w-tyo/

 

●多彩なメロディーをプロデュース 奇才ベイビーフェイスの来日公演が決定! (アエラスタイルマガジン 10.5公開)
https://asm.asahi.com/article/11183930

 

●ルーツ音楽に根差しながら軽やかに聴き手の心を解放するシンガーソングライター、ヴァレリー・ジューンが初来日 (アエラスタイルマガジン 10.18公開)
https://asm.asahi.com/article/11191581

 

●「ラヴィン・ユー」のリリースから40周年を記念 ジャネット・ケイが5年半ぶりにビルボードライブに登場 (アエラスタイルマガジン 11.8公開)
https://asm.asahi.com/article/11201075

 

●“乾杯することの意味”を実感できるオトナのココロに深く染み入る 川村結花の歌を聴きに横浜へ (アエラスタイルマガジン 11.22公開)
https://asm.asahi.com/article/11207876

 

●ビルボードライブにソロとして初登場 日本を代表するギタリスト Char (アエラスタイルマガジン 12.12公開)
https://asm.asahi.com/article/11230541

 

●カレン・ソウサ。艶やかな雰囲気をまとうカバーの歌姫に酔いしれる 今年のバレンタインデーはコットンクラブで (アエラスタイルマガジン 12.21公開)
https://asm.asahi.com/article/11254419

 

●書評「オール・アバウト・ノラ・ジョーンズ」(ARBAN 4.10公開)
http://arban-mag.com/music_detail/123

 

●CD評(サム・スミス、ケリー・オケレケ、Mr.ジュークス、ヴァレリー・ジューン、キティー・デイジー&ルイス、エド・シーランほかbounce誌に掲載されたもの)
http://mikiki.tokyo.jp/search/author…

 

○ライブレポート

●鬼束ちひろは“終わらない旅をしている” ツアー完走で実感した唯一無二の表現 (Real Sound 7.29公開)
http://realsound.jp/2017/07/post-95786.html

 

●『Beverly 1st JOURNEY「AWESOME」』/ Beverly、桁外れの歌ヂカラで観客を圧倒 純粋な気持ちを届けた初のワンマンライブ (Real Sound 10.17公開)
http://realsound.jp/2017/10/post-119177.html

 

●Beverly、ライブにあるシンガーとしての本質 “特別な1年”締めくくったアンコールツアーレポ (Real Sound 12.26公開)
http://realsound.jp/2017/12/post-143032.html

 

●Anly ワンマンツアーの追加公演となった原宿アストロホールをレポート (EMTG MUSIC 7.3公開)
http://music.emtg.jp/liveReport/20170610126cc26f8

 

●DADARAY 今後の進化に期待高まる充実のライブを披露! (EMTG MUSIC 6.20公開。理由あって無記名での寄稿)
http://music.emtg.jp/liveReport/20170610072cc2b1b

 

●ウソツキ “ウソツキの日”=エイプリルフールのLIQUIDROOMワンマンは、まさしく新章のプロローグだった (SPICE 4.10公開)
https://spice.eplus.jp/articles/117465

 

●疎外感を強さに変えた、エイリアンによるエイリアンのためのショー――ウソツキ「惑星X」星跨ぎツアー・ファイナル (SPICE 7.12公開)
https://spice.eplus.jp/articles/134886

 

●ウソツキと「僕らが出会ったなかで最高にかっこいいバンド」緑黄色社会&Saucy Dogの競演を振り返る (SPICE 12.27公開)
https://spice.eplus.jp/articles/164540

 

●キャンプしながらのんびり楽しむウィルコ・ジョンソン、カール・クレイグなどなど――今年の朝霧JAMを振り返る (SPICE 10.25公開)
https://spice.eplus.jp/articles/152543

 

○コメント

●s-ken『Tequila the Ripper』に寄せて
(s-ken オフィシャルサイト 2月公開)
http://s-ken.asia/comment/

 

ほかに、ウェブメディアと雑誌以外の書き仕事としては……。

 

●Superfly 10th Anniversary Premium LIVE "Bloom" 公演パンフレット内のインタビュー原稿 (11月の公演会場にて販売。通信販売も)

 

●ムック「オール・アバウト・ノラ・ジョーンズ」~ヒストリーとデビュー作から5作目までの全インタビューを寄稿。 (シンコーミュージック。4月発行)

 

●ムック「CROSSBEAT YEARBOOK 2017-2018」ベスト50内の2作品の解説ほか。(シンコーミュージック。12月発行)

 

編集ご担当のみなさま、読者のみなさま、ありがとうございました。2018年もどうぞ御贔屓に。

 

2017年に書いてアップされたインタビュー記事のなかから、今もウェブで読めるものをまとめておきました。お時間あるときにでも。

 

●T字路s 初のオリジナル・フル・アルバム『T字路s』インタビュー (MUSICSHELF 3.21公開)
http://musicshelf.jp/pickup/id26765/

 

●s-ken 26年ぶり、7作目のアルバム『Tequila the Ripper』インタビュー (MUSICSHELF 3.30公開)
http://musicshelf.jp/pickup/id26921/

 

●山崎彩音 ファースト・ミニ・アルバム『キキ』 Special Interview (MUSICSHELF 4.27公開)
http://musicshelf.jp/pickup/id27094/

 

●GLIM SPANKY サード・ミニ・アルバム『I STAND ALONE』 Special Interview (MUSICSHELF 4.28公開)
http://musicshelf.jp/pickup/id27111/

 

●石橋凌 深くて豊かな音楽を目指した“名盤”『may Burn!』(CDJournal 07.21公開)
http://www.cdjournal.com/m…/cdjpush/ishibashi-ryo/1000001320

 

●真心ブラザーズ 何があっても楽しく生きるんだという覚悟『FLOW ON THE CLOUD』(CDJournal 9.12公開)
http://www.cdjournal.com/…/cdj…/magokoro-brothers/1000001336

 

●ウソツキ「ウソツキはなぜ最新作『惑星TOKYO』で大きな飛躍を遂げたのか 4人全員に訊く」(SPICE 4.14公開)
https://spice.eplus.jp/articles/118224

 

●Caravan 「Caravanに訊く“過去と現在と未来”――自主レーベル立ち上げから11回目の野音ライブ、そして“旅”について」
(SPICE 5.1公開)
https://spice.eplus.jp/articles/121668

 

●PAELLAS 「独自の進化を遂げてきたバンド・PAELLAS MATTON(Vo)とSatoshi Anan(Gt)が語る、これまでと新作」(SPICE 7.5公開)
https://spice.eplus.jp/articles/132819

 

●上原ひろみ 「道のないところに行ってもなんとかなるよね、ふたりなら “ラーメンな女たち”の抑えきれない好奇心」
(ARBAN 3.4公開)
http://arban-mag.com/interview_detail/70

 

●上原ひろみ 「またも驚きの新作発表…モントリオールのステージで何が起きたのか?」(ARBAN 9.15公開)
http://arban-mag.com/interview_detail/93

 

●Anly 4枚目のシングル「カラノココロ」をリリース (EMTG MUSIC 1.18公開)
http://music.emtg.jp/special/2017010902533686c

 

●Anly 待望の1stアルバム『anly one』完成 (EMTG MUSIC 4.25公開)
http://music.emtg.jp/special/2017040976686636b

 

●Anly 天国の兄、大切な人を歌った「北斗七星」をリリース(EMTG MUSIC 8.9公開)
http://music.emtg.jp/special/20170810341859b75

 

●Anly 7枚目のシングルは渾身のバラード「Venus」(EMTG MUSIC 11.29公開)
http://music.emtg.jp/special/20171110960018d33

 

●川村結花  ~川村結花が語る、Dr.kyOn・佐橋佳幸との制作風景 「子供に戻って音楽を楽しんでいる極上の時間」 (Real Sound 11.8公開)
http://realsound.jp/2017/11/post-126403.html

 

●Caravan ~Caravanが語る、音楽にこめた平和や自由への思い「いつもそこにあるものとして表現したい」(Real Sound 12.29公開)
http://realsound.jp/2017/12/post-144262.html

 

●ビッケブランカ 『FEARLESS』得意のファルセット歌唱でエンターテインの度合いを強めてきたピアノマンが初フル・アルバムを完成! (Mikiki 7.7公開)
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/14585

 

●LOVE PSYCHEDELICO『LOVE YOUR LOVE』メロディアスなロックの色気と理想の音像を手にしたLOVE PSYCHEDELICOが新作で鳴らす、あたりまえのように音楽がある日常 (Mikiki 7.10公開)
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/14618

 

●ふーちんギド『Earthlings』ライナーノーツとインタビュー Part.1 (ふーちんギド オフィシャルウェブサイト 8.3公開)
https://www.fu-ching-gido.com/…/ftpjkayc3zorpbceht4mtrmnqgc…

 

●ふーちんギド『Earthlings』ライナーノーツとインタビュー Part.2 (ふーちんギド オフィシャルウェブサイト 8.7公開)
https://www.fu-ching-gido.com/news/2017/8/7/earthlings-part

 

 

 

2017年リリース作品のなかで自分がライナーノーツを担当したのは、この10枚。

 

●ローラ・マーリング『センパー・フェミナ』(トラフィック)
●Superfly『LOVE,PEACE & FIRE』(ワーナー)
●アウスゲイル『アフターグロウ』(ホステス)
●シェリル・クロウ『ビー・マイセルフ』(ワーナー)
●ガブリエル・アプリン『ミス・ユー』(ワーナー)
●ビッケブランカ『FEARLESS』(エイベックス)
●ノラ・ジョーンズ『デイ・ブレイクス デラックス・エディション』(ユニバーサル)
●メラニー・デ・ビアシオ『リリーズ』(ホステス)
●リロイ・ハトソン『アンソロジー 1072-1984』(ホステス)
●ノラ・ジョーンズ『ファースト・セッションズ』(ユニバーサル)

 

配信で音楽を聴くのが当たり前になった2017年ですが、それでもやはりこうしてCDのライナーノーツを書かせていただけるのは嬉しいこと。今年もたくさん書けるといいなぁ。

 

2018年1月8日(月・祝)

 

新宿ロフトで亜無亜危異(アナーキー)。

 

後半、「残念ながらマリはいなくなっちゃったけど、オレたち4人でもアナーキーやりてえんだよ!  アナーキーやりてえんだよ!」と叫ぶ茂。そこからアナーキー唯一のバラード「“530”」へ。昔は「バラードなんか歌ってんじゃねえよ」とも思ったが、去年のマリの事があっての今となると、さすがに胸に響くものがあった。メンバー紹介のときには茂、3人を紹介したあとで「お守り、マリ!」とも。

 

日本でトップレベルに上手いギタリストの藤沼とベーシストの寺岡は“クールに熱く”グルーヴを生み出し、終盤に至って満身創痍といった感じのコバンはしかし最後まで気迫に満ちたドラムを叩き、何度もダイブして終盤には何度となく客にアナーキー・コールを促していた茂はそれでもまったく声を枯らすことがなかった。やっぱすげえぜ、アナーキー。

 

そして藤沼が作ったという新曲「クルクルパーのパトリオット」(北朝鮮の件に軽く踏み込みながらもメロディ的にはいたってポップ)も披露。2013年のリキッドルームや去年のスタジオコーストなど「一夜限りの復活」は過去にもあったけど、今夜のは間違いなく再始動宣言。それも最高の!

 

2018年1月5日(金)

 

新木場スタジオコーストで、GLIM SPANKY。

 

2017年に観に行ったライブはざっと130本(フェスは1本と数えて)。今年も楽しいライブライフを送るぞー。おー!

 

ってなわけで2018年の一発目は、新木場スタジオコーストでGLIM SPANKY。

 

まずはよく練られたセットリスト~構成が最高だった。やりたいようにやって作ったと言ってた最高傑作『BIZARRE CARNIVAL』の楽曲群がライブ全体に膨らみと奥行きをもたらし、素晴らしい機能の仕方を見せていた。そのカラフルな楽曲群に旧曲を上手く混ぜ合わせることで緩急がつき、見せる景色が大きく広がった印象だ。

 

松尾・亀本それぞれの見せ場の作り方も上手かった。亀ちゃんはテクの面でも急成長を見せ、いままでよりハードロック的なニュアンスを含んだソロも多めに弾いたりしながら楽曲を膨らませていた。またヴォーカル主体(バンド音を抑えたアコースティックめ)の曲をいくつか挿むことでレミちゃんの歌唱の魅力もいつものライブ以上に際立っていた。ふたりの個性・持ち味がしっかり発揮されたことでより立体的なライブになった恰好だ。

 

MCの挿み方を変えていたことも非常に大きい。これまでのライブは開幕したら本編終盤まで「ありがとう」以外はほとんど話さずに曲を続け、終わりのほうでようやくレミちゃんが今の気持ちを話す…という暗黙のルールのようなものがあったわけだが、昨夜は3曲終わったところで早くもMCが入り、それによって観客の観る態度もぐっと和らいだ印象。それを合わせて本編だけでも3度のMCが挿まれ、そのことで彼らがいつものライブより近くに感じられた。「ロックのライブはかくあるべし」と言わんばかりにMCを挿まずどんどん曲を続けるスタイルもかっこいいが、2時間を超えるライブで、しかも新作中心のものとなれば、やはりこのように何度かMCを挿むやり方のほうがステージとフロアの距離は早くに縮まるもの。よってこのあり方は大正解だったと僕は思う。

 

バンドとしての厚みとグルーブ感にも唸らされた。先頃のSuperflyや一青窈のライブにも参加したパーカッションの朝倉真司氏が加わっていたことも大きく、それも楽曲の膨らみに結びついていた。

 

総じて昨年の日比谷野音ライブで僕がやや残念に感じた点は完全に解消され、ハコの大きさに見合ったメリハリと立体感のある長尺ライブ(2時間強)を楽しませてくれた…という感じだ。

 

これまで観てきたGLIMのワンマンのなかで、今回がダントツ一番。5月に決まっている初の武道館もこれなら十分期待できる。すんげー楽しみです!

 

2017年12月25日(月)

 

EXシアター六本木で、仲井戸“CHABO”麗市 ソロステージ「唄う・奏でる・読む」。

 

チャボ、初めてのEXシアター公演は、まさにタイトル通りのあり方による3時間半。「メリークリスマスベイビー」に始まり、「真冬の熱帯夜」「ダーリン・ミシン」ほかこの季節だからこその曲もあれこれと。年末の麗蘭・磔磔ではお馴染みの「年の瀬」と「ハローグッバイ」を東京で…しかもソロで聴けたのはとりわけ嬉しかったし、グッときた。

 

ソロではあったが、ジョニ、ジョン、ジャクソン、ルシンダ、ザ・バンド、チャック、キヨシローほか、いろんな人がステージに遊びに来てた…みたいだった。そういう人たちの気配が確かにあった‥気がした。

 

因みにこれが、自分にとって2017年のライブ納め。2017年ラストを飾るに相応しい3時間半ライブだった。2018年、なんかいい年になりそうな気がします。