次男〝わたしのヒーロー〟 | hattori cafe

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ガーデニング・おもてなし ・DIY ・季節を楽しむことが 好きな 三人の男の子のママの 暮らしぶり です。


次男、21歳、大学3年生


切なくなる時って
次男の子育てを思い返したとき

次男は、思い返せば
聡明で可愛い子だったのに

受け止めてあげられる器がこちらにはなくて
叱ってばかりの育児をしていた



先日、スーパーLIFEで...

〝急いでいるの?
どうして急いでいるの?
ママ、急いでるのはどうして?〟

一人でそう言っている3歳くらいの子が居た

その喋り方が次男にそっくりで
〝かわいい〟と足を止めた

でも、その子の近くにママは居なかった

その子のママはきっと
急いで買い物をして
急いで帰って
急いで夕飯の支度を
しなくてはならなかったのだろう

そんな光景を見ると
私の心は揺さぶられる

私もそうだった
私なんて、そう言う次男に
「うるさい」とすら言ってしまっていた

次男は黙ったと思う
次男はそんな子だ

急がなくても誰も死なないのに

急いで帰って
定時に風呂に入れ
定時に夕飯を食べさせ
早く寝かしつけをしなければ…
という呪縛に縛られていた

そんなことしなくていいのに
それに気づかなかった

そんな子育てをしたのに
次男は私のヒーローで居てくれた

一人目でも末っ子でもない彼は
ヒーローでいること
〝親を喜ばせること〟に
懸命だったのかもしれない


リレーの選手で運動会の花形で
優秀で生徒会役員で
高校受験も大学受験も
最小の費用で最大の効果を出してくれた

毎年この季節になると
受験生の親の気持ちを思い出すが
そんな思い出を作ってくれたのは次男だけだ


そして今、就活

嘘みたいな企業にトライしている

後悔の育児しかしていないのに
あなたはいつも私に喜びをくれる


このあと
もしも不幸が待っていたとしても
プラスマイナスして
あなたにはお礼が言える。


今までごめんね
そして
ありがとうね

あなたの努力が報われますように
あなたが幸せになりますように



マンション大規模修繕中にて

全ての植物を室内に避難中



苦しい育児も

後悔も

楽しい育児も

成功も

時が経てばみんな思い出


╰(*´︶`*)╯♡