あまりにも突然の訃報に声も出なかった。
知ったのはワールドカップのドイツvsアルゼンチン戦
をテレビ観戦している時のハーフタイムの時間中だ。
何気に他の局にチャンネルを回して知った。
「えっ・・・」というよりは現実味がなかった。
6年前の2004年9月にオグリに会いに北海道に行く
ことにしていた。
しかし、その当時は諸般の事情でオグリに会うことが
できないことを知り憤慨した。詳細は分らなかったが
ある団体が管理していて会うことが叶わなかった。
オグリがあの“奇跡の復活”を遂げた1990年の「有馬記念」を
最後に引退し、1991年1月27日に東京競馬場で最後の
引退式が行われた。
その時は有無を言わずに東京競馬場まで会いに行った。
そして、東京在住の友人と二人で最後の雄姿をしっかり
と眼に焼き付けてきた。
あれから20年という歳月が過ぎたのだ。
しかし、オグリの記憶は私が死ぬまでは
私の脳裏から消えることはないだろう。
今度、北海道にはオグリに「ありがとう」そして
「さようなら」を言うために行こうと思う。