発症はちょうど15年前の2月。
前日まで出ていた
連日の高熱が下がって
久しぶりの入浴
(高熱はパニック障害には
関係なしと思います)
入浴中にそれは起こりました
ちょうど湯船に入っていたとき
『なにか変...
』湯あたりをしたようなダルさで異常を察したのか、お風呂を出る前にシャワーノズルを持つと
力がどんどん抜ける
僅かな重みを持てずに落としてしまう
握力が既にない
ひどい脱力感とともに手足の力が抜け、縦にも横にもグルグルにも回転性の混ざった目眩と同時に吐き気、激しく胸を打つ強い動悸、そして下痢が起こりそうな腹痛の気配
血の気がどんどん引いていき
同時に起きる症状に
どうしようもできない
声が出せない
ひどい目眩で目も開けていられず
バスタオルを感覚のまま掴んで
そのまま這って
隣のトイレまでいく
吐くのもむり
下痢もでず
便器に凭れたまま暫く過ごす
30分は経ったかもしれない
症状は落ち着いてきて
動けそうなので
トイレから出てみることにした
体に力が入らなく
ハイハイしながら
部屋に入るとベッドまでたどり着けずカーペット上で即ダウン
夜だったので
家族に気付いてもらえず
そのまま朝まで過ごす
翌日だったか...
近所のクリニックへ行く
医師
『脳貧血でしょう...、血圧低いでしょ?』
私
『割と高めと言われるんですけど...』
血圧計る。高めの血圧がでた
医師『なら、なんだろう』
だめだ
行く病院を間違えた。
その次の出勤日に
勤務中、またその発作は起きた
動けなくなりそのまま30分ほど休ませてもらった
横になることを勧められたけれど、ひどい目眩があるせいで横になると、目眩がより酷く感じて吐き気を催してしまう
その日は
動けるようになるまで時間がかかった。そのまま早退してタクシーで帰宅。既に体には力が入らない
発作は時と場所を選ばず
相次ぐようになった
一時はまた来るかもしれない恐怖で、家で寝てばかりいた。
家族に説明するも
『気の持ちようなんじゃない?』と言われる。
この言葉は本当に辛かった。
行きたいのに行くことができない仕事。
出かけたいのに出かけることができない。
暫くすると
症状も出なくなり
何日もすると気持ちも回復して仕事に出勤しようと試みる。
地元のバス停でバスを待ち...
遠くにバスが見えたのと同時に
胸が破けそうに感じる激しい動悸が始まった。バスが近づくにつれて脱力感も目眩もひどくなる。
どうしよう
乗らないほうがいいの?
でも仕事に行かないと...
持っていた長傘を杖のようにもつ手に体重をかけて、ふらつく体を支えた。
いざ乗ってしまえば大丈夫かもしれない。
バスには乗り込めた...
座席にも座れた
でも違和感が半端ない
なにかがおかしい
だめなのか
バスが動き出すと
イスに座っているのに、イスがなく私だけ宙に浮いてる感じ。バスが動く度に目眩が襲ってきた......グルグル回ってる
『もうだめだ、きつい、限界』
降車ボタンをやっとの思いで押して次のバス停でふらつきながら降りる。
降りた途端
不思議なことが起きた。
バスから降りた途端、
症状は全て消えた......
訳がわからなかった
私がダメだから、なのか
涙がでた
家にいても
タバコを切らしてしまい...
『買いに行かなきゃ...』と思うだけで強い動悸と目眩が始まる
変になってしまった
訳がわからなかった
頼るところは病院しかなかった。
紹介状もなしに
待つ時間も覚悟して
大きな病院の総合内科にかかり、体の隅々まで検査する。血液検査、尿検査、耳鼻咽喉科から脳のMRIから肺、心臓、あらゆる検査まで。
どこにも異常は見当たらない。
耳鼻咽喉科で
メニエール病ではないが、似たような症状のメニエール病の薬を発作止め用に処方されたが、結果...より発作が増えて体調は一時的に最悪になった
内科での
検査はすべてやり終えた
異常はどこにも
見つからない
何度もこの内科に通うなかで
そういえば...
伝えていなかったことがあった。
『病院に来るのにバスやタクシーに乗る前と乗ると、付き添いがいても激しい動悸とめまい
に襲われる』
『乗り物に乗るのがこわい』
『降りると症状は消える』
伝えると
内科医はすぐに
『パニック障害かもしれない』
パニック障害?
なんだそれ
鬱病なんて言葉は聞いても
まだパニック障害なんて
聞いたこともなかった時代...
精神病?なの?
私おかしいの?
訳がわからず
内科医に誘導されて
同病院の精神神経科への予約をとるべく...医師が院内紹介状を書いて下さった
精神科って...
②へ続きます