古いドラマ(23/11/5) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

最近、古い映画や古いドラマにハマっている。

 

大体80年代~90年代のもので、かつて一度以上は観たことがあるもの。

まあタイトルと出演者を見て、前に観たときに「好き」と思えたような気がする、といった頼りない記憶を辿り、録画をため込んでいた。

それを消化すべく観始めたのが始まり。

 

昨今の「こんな新しいドラマ、映画があります」「これを観ないと人間とは言えません」くらいの、怒涛のように推してこられる大量の新作の波に溺れそうになり、過去作を観直すことがなかなか出来ずにいた。

 

更に、かつて夢中になったものでも、その頃の風潮や当時の自分の感覚は明らかに今とは違う。

だから今観るとテンポが遅かったり、換骨奪胎を重ねていろんなドラマ・映画に応用されてきたからかデジャゥ゙を感じてしまったりで、ガッカリすることも多かった。

 

が。

その壁をぴょんとひとつ越えてしまえばもう止まらなくなる。

 

良いものは良い。

本当にそれらが何十年も前に作られたのかと思うと驚く。夢中になる。ハマる。

 

例えば「男女7人夏物語」(1986年)。

 

このドラマ内の男女のセリフの掛け合いや、キャラ一人一人の丁寧な心理描写は、今観ても秀逸。


背景がバブル時代で、パソコンは分厚いし人気職業も髪型もファッションも……ふ、古い。

当然ケータイもメールもなく、職場で私用電話が行き交って、古き良き大らかな時代だなあ、と思わされるところもある。

 

でもドラマとしては全然古臭くない。

物語を書くということをあれこれ試行錯誤している私には、めちゃくちゃ参考にもなる。

 

お宝映像という楽しみな側面も。

 

20代~30代の池上季実子、賀来千香子がもう、目がくらむほどきれい。

大竹しのぶも可愛すぎ。これがきっかけで明石家さんまが結婚しちゃったのもうなずける。

片岡鶴ちゃんもふっくらと可愛げがあるし、あ、でも奥田瑛二はかっこよすぎて何か軽い……今の方がいいな。(敬称略)


最終回を名残惜しく見送ると、翌日から続いて始まった「男女7人秋物語」再放送も観ずにはいられない。


ちなみに私がハマっていたのは早朝のTOKYO MXでの1日1話の放送。これは木曜に最終回を迎えた。

多分今の時代、他のドラマを含め、配信とか何とかで視聴方法は色々あるのだと思う……私はイマイチよくわかっていないけど。

 

80年代~90年代映画のお気に入りについてはまた後日に。

 

(了)

 

 

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↓「夏の終わり」がお題の短編です。13分で読めます。(現代ファンタジー)

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