さっさと捨てなさい(18/9/9) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

 冷蔵庫に入っている食品で、もう絶対食べないな、というもの、ありませんか。

 

 うちにはある。

 蓋の開いた佃煮やジャム、2リットル瓶に残る気の抜けた炭酸系飲料、固くなりかけのはちみつ。

 もう悪くなってるんじゃないかとか、美味しい時期は明らかに過ぎているとか、使うのに死ぬ程力込めなくちゃいけないとか。理由は様々だが、たぶんもう食べない。きっと。おそらく。絶対。確実に。

 

 でもその時点で捨てるのは忍びない。それで、賞味期限の日付を待って捨てるのである。賞味期限とは、蓋を開ける前の期限であって、空気バシバシ浴びた使いかけの状態じゃ大幅に前倒しになっているはずだとは思う。だがそれがいつまでなのかわからない。なので賞味期限まで待つわけである。絶対に食べないとわかっているのに。

 

 もう本当にごめんなさい。食べきることに努めてはいるし、冷凍できる物はガンガン冷凍庫に放り込む。それでもときどきこうなってしまうことに罪悪感があるからなのか、どうにも即捨てることができない。

 

 と思ったのだが、もしかしたら性格なのかも知れない。

 

 例えばお得情報のDMが紙でもメールでも来るとする。アンケートに答えたら賞品○○が抽選で当たるとか。

 

 けど、このアンケートというやつ、結構時間を食う。だから暇が出来たらやってもいいかも、くらいに思う。ただし、その賞品、実はそんなに欲しくはなかったりする。アンケートにしても、全く興味のないようなあれこれを細かく答えるって、相当な余力がないとできない。

 

 だから。すぐ捨てなさいってば、自分。

 

 やっぱり回答期限の締切まで取っておいてしまうのである。最初に「もしかしたら答える気になるかも」「これもらえるならお得かも」と思った時にすぐやればまだしも、一旦保留にしたら絶対にやらない。私が保証する。

    新聞の折り込み広告にどこぞのハンバーガーなどの割引券などが入ってきた時も同様にキープ。

 

 それでメールボックスはどうでもいいDMで溢れかえり、もう二度と読まない封を切った紙封筒や割引券チラシがその辺に散らかっている。

 

 久し振りに整理する気になってその期限を見て、「おお過ぎてる過ぎてる」とザカザカ廃棄する時、快感ではあるが。


    植木鉢も。枯れちゃってるのに、鉢割れてるのに!  何となく水やリ続けてたりする。たまに一輪花を咲かせたりするのが一鉢、二鉢。他は何年経っても沈黙。誰か賞味期限つけてくれたら踏ん切りつくのに。


    だから。とっとと捨てなさい。

 

冷蔵庫は満タン、部屋はぐちゃぐちゃ、メールは埋もれて大事なやつがなかなか見つからない、ベランダは上手く歩かないと引っ掛ける。そんな面倒な生活を送っている自分、ある意味器用。

 

 いえ、こうならないよう、要らないものは、さっさと捨てましょう。

 

(了)

 

 

 

 

 

 

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