前回の記事に同意して下さった方々、ありがとうございます。同じことを考えている人は多いんですね。

 
何となく始めたこのブログ。
 
始めたきっかけは療育ママ友がいなくて寂しかったからえーん
 
誰かに自分の経験を話したり、教えてもらったり、という場所が欲しかったんです。
 
誰かが読んで、しかも同意してくれたと思うとちょっと嬉しいです照れ
 
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さてさて。
 
療育生活も一年になり、幸い長男の言語はかなり伸びて、やや一方的ではあるものの会話が成立するようになりました。

ABAでもDTTのような机上トレーニングばかりだと、自発性の乏しいロボットのような子供になる場合があると聞きます。最近勉強中のPRTでは、子供の自発性、モチベーションを高めることを重視しており、私もその考えに納得しています。

子供の健全な発達、非認知能力UPには「自発性」はとても重要だと思うのです。
 
だから机上のトレーニングから、毎日の生活の中での療育、遊びやお手伝いを介した自発的な取り組みに移行していきたいともがいています。(なかなかうまく実現に至らないので「もがく」段階です・・・)

 
そういった家庭療育をするには、自宅の環境設定は大事です。
 
子供が興味を示すようなものを与えること、
 
子供が取り組みやすいようにアレンジすること、
 
子供が出し入れしやすいような場所、状態で置いておくこと。
 
まぁ、要するに子供目線で道具を揃え、片付けるってことです。
モンテッソーリに通じるものがありそうですね。

環境って人の行動を左右します。

たとえば「スタバではなぜ長居したくなるか」考えたことありますか?
椅子の大きさや柔らかさ、配置、音楽すべて計算されているんです。

他のお店でも、客の視線が向かいやすい場所、歩きやすいルート、好感がもてる色彩などを計算し、ディスプレイされているでしょう。

ということで繰り返しになりますが、子供の自発性を大切にするような療育を毎日の生活の中でやろうと思うと、自宅の環境設定が非常に重要だと思うのです。

 
私の憧れの家は「ニキーチン」キラキラです。
 
ニキーチンって、知ってます?あのオリジナルの積み木が有名な。

なんか、積み木ばっかり有名ですが、あれはニキーチン一家のお父さんが作った知育玩具の1つでしかありません。あれを手作りしたお父さんもすごいけど、お母さんも素晴らしいんです。

私は夫婦で書いたこの本が大好きです。

私の育児書ベスト10に入る一冊です(残り9冊はそのうち考える汗

 

 

 

読んだのは長男がまだ赤ちゃんの時でした。この記事を書くために久しぶりに手にとってみましたが、改めて反省させられる記述がたくさんです。

 

うまくまとめられないので、長いですが、ちょっと抜粋。

 

おばあちゃん「子供をなるべく自由にふるまわせ、子供を観察し、面白いなということは何でも書き留めていくうちに、育児書にあるよりも子供はずっとたくさんのことができると気づきました。子供の発育を型にはめるのではなく、発育を促すこと。観察し、子供の気分と欲求を考えながら、子供がより一層発達するためによりよい条件を作ることです。」

 

おばあちゃん「子供を観察していてわかったのは、子供の知能はその段階には早すぎるようなことにとりまかれている部分から発達します。環境条件が発達に先じていることが重要なのです。大事なことはいつでも子供の手の届くところに面白いもの(スポーツ用具、楽器、建築材料、料理道具など)を置いておくことです。」

 
おばあちゃん「道具だけではなく大人もその世界にはいりこんで一緒に楽しむ事、一緒に働く事が重要です。」

おばあちゃん「子供がちょっとむずかしいことにぶつかると、すぐさま手を出して助けてみたり、場合によっては、そうなる前でも手出しをする親がいます。これは是非さし控えるべきです。(中略)押し付けはだめ、世話の焼きすぎはもっと悪いとしたら、一体どうすればうまくいくのでしょうか。それは喜んでやることです。子供がなにかうまくできたときに、ただ喜んでやることです。」

おばあちゃん「子供が自分でできることは決して親が肩代わりしてやらないようにしました。迷子になればどうすればいいか、切符を買って隣町にいくにはどうすればいいか、子供の判断力を養うような質問をして、子供の創意を促すようにつとめ、親の方からこうではないか、こうしなさいと押し付けるようなことはしません。」

おばあちゃん「家族の問題は皆で話し合い、小さな子から順に意見をききます。論争となることもあるけど、時にはその論争を録音しておいて、あとで聞き直し、反省します。雰囲気が悪くなる時には気の利いた冗談が有効であり、他の人を馬鹿呼ばわりするのは論外です。そういった議論の技術というのは若いうちに身につけなければなりません。」

おばあちゃん「子供を忍従したり黙って言う事を効くような子に育てるつもりはありません。従順というのは屈従と紙一重です。おとなしい人間というのはとかく強い人間の玩具にされがちです。どんなに小さい子供でも、自分を主張することをおそれず大人相手でも対等に自分の考えを言えるようにならなければなりません。(中略)だからこそ、子供を人生のありとあらゆる局面にたたせ、子供が自分で決断をし、自分で行動をし、間違った時にはやはり自分で責任がとれるようにさせてきました。」

 

 

「子供の手の届くところに面白いもの(スポーツ用具、楽器、建築材料、料理道具など)を置いておくことです。」ということで、このニキーチン夫妻の家は本当にすごいんです。

 

家に体操室と工作室があります。

 

体操室は最初は部屋の一室に吊り環、ブランコ、シーソーを揃えただけのものだったそうです。

それが徐々に増えて、引っ越しとともに専用の部屋を作成。

鉄棒、天井に穴を開けて登り棒や蔓を設置(本格的なポールダンスのような動きやターザンごっこができます)、1kg単位で1から18kgまで石を詰めた袋、マット、、、、などなど。

 

工作室も本格的。

切ったり、貼ったりは当然。

子供が使えるような小さな金槌や斧、釘や化学実験道具も与えます。

子供たちは自由に彫ったり、ノコギリでひいたり、割ったり、丸太に金槌で釘を打ち付けたり、孔を開けたり、研いだり、、、、。

 

子供たちは夢中になって遊び、そのうちに自分達で新たな遊び方を生み出します。

親は子供達を応援し、一緒になって喜び、遊び、そして子供達の興味の広がりに応じて道具や部屋を拡張してやるんだそうです。

 

 

・・・・と、まぁ普通のマンション住まいの我が家には難しい話です。

でも、少しずつでも真似できることはあります。

 

今の長男は「遊びの幅を広げる」という課題があります。

もうちょっと、ルールのある遊びを増やしたい。

もうちょっと、創意工夫のある遊び方ができるようになってほしい。

 

市販の電車、ミニカーといったおもちゃの占有面積を徐々に減らして、レゴブロック、創作に使えそうな廃材置き場、画用紙や絵の具などの道具置き場、を作っていきたいなと考えています。

 

今はジャングルジムと滑り台しかありませんが、片足だちの苦手な長男のためにケンケンパーをする小さなフラフープあるいは飛び石、バランスボールなども用意しようと思います。