美香と付き合う様になってから大勢で会う事は少なくなりましたが

博一とは相変わらず会っていました。




ある時3人で美香の街でやる花火大会に行きました。




浴衣姿の美香はいつも以上に可愛く

花火みたいな綺麗な物を観ると言うシチュエーションが

いつも以上に俺達をラブラブにさせました。




そしてなんとなくその時に



「その姿を羨ましそうに見てる博一を観て快感」



みたいな感情があったんですよね~^^;




今まで自分が人の幸せを観て



「羨ましいな~」



なんて思って悔しい思いをしてたから

逆の立場になるって事が自分の中でなんとも言えない快感だったんだと思います。




付き合って3ヵ月。

一番幸せな時期でした。




まだ若いながらに



「もし二人に子供が生まれたらなんて名前にする?」



とか考えて^^;




しかし実は付き合って3ヵ月経つって言うのに

俺達はまだキスも勿論その先の体の結びつきもありませんでした。

昨日は男性3人の女性二人で飲んでました。

でも自分以外の4人はカップル。

普通なら・・・な状態ですが自分的にはOKと言うか嬉しい。




何故なら他にも友達がたくさん居る中

自分だけ誘われたって事は

それだけ慕われてるからかなと。

そうじゃ無ければ2カップルの中誘われないと客観的に思ってます^^





さて美香ちゃんと付き合った自分。

向こうは何故か花山君から花山と名字での呼び捨てでしたが

自分は美香ちゃんから美香に呼び方を変えました。





女性の事を名前で呼び捨てにするって何気に憧れてたので

それだけでも嬉しかったです。





毎日美香ちゃんが自分の地元まできてくれて

ほとんど家にきてました。





二人で他愛もない話をしてるだけで幸せと言うか

二人で居るだけで幸せでした。





最終電車の前に美香ちゃんは自分の家へと帰るので

駅まで送るのですがお互い



「まだ一緒に居たい」



と毎回言ってました。





当時はまだ携帯ではなくポケベルで途中の駅から公衆電話でしてくる



「あいたいよ みか」



と言うメッセージに酔ってました。





離れた瞬間にすぐ会いたくなって

次の日に会うまでの時間が無限の様に感じて。





初めての恋愛だったからきっとそこまで思ったんでしょうね。

とにかく毎日が薔薇色でした。

それから一か月位また同じ日々が続いたが

一向に復活しない美香ちゃんに

俺の心は限界寸前だった。




俺は覚悟を決め



「俺はやっぱり美香ちゃんが好き。


だから有坂さんの事をいつまでも引きづってる美香ちゃんは見たくない。


それでも美香ちゃんの笑顔が見たかったから今まで傍に居たけど


友達としてはもう美香ちゃんには何も出来ないし俺も辛い。



今すぐ答えを決めなくても良いけどもし受け入れてもらえないなら


友達としても終わりにして欲しい」



と言った。




その数日後美香ちゃんから



「付き合ってほしい」



と言われた。




よく



「押してダメなら引いてみろ」



って言葉がありますが

この時はこの作戦が上手くいったのでしょう。




美香ちゃんからしたら今までは

俺が話を聞いてくれるのが当たり前で

いつまでも聞いてくれると思ったのでしょう。




そして聞いてもらえるのが当たり前と何処かで思ってたから

俺の存在を考える事って無かったのでしょう。




しかし俺の方から



「友達として付き合えない」



と言われて初めて



「俺の事を失ったらどうしよう」



とか



「俺の存在の大事さ」





「俺自身を考える」



って事をしたのでしょう。




そして俺は生まれて初めて



「恋人」



と呼べる存在が出来た。




20歳でした。

一か月位ですかね。

毎日一緒に居て毎日泣かれて。




そんな中で思ったのが



「俺の気持ちを知っててよくここまで甘えられるな」



って事。





自分が例えば美香ちゃんにフラれ石井に毎日美香ちゃんの事を

喋るってのを想像すると



「出来ないよな~」



と思った。




自分に告白した相手に前の彼氏との傷心を

全てぶつけてくる美香ちゃんに段々と腹が立ってきた。




ある日イライラはピークに達しイライラから



「俺と付き合ってほしい」



と言った。




美香ちゃんは



「まだそういう事は考えられない」



と言った。




ほんとはこの苦しみから逃れる為にも

美香ちゃんから離れたかった。




しかし何処かで



「失いたくない」



と言う気持ちと



「今自分が去っていったら美香ちゃんは誰にも相談できなくなる」



と思い



「ごめん これからも友達としてやってってほしい」



と言った。




付き合う時の返事とは違い美香ちゃんは俺との友達関係に対しては

快諾をした。。。





そしてまたしばらく苦しみの日々が続いた。。。

今日は18~24時で金パチ先生の娘役に出てくる星野なんとかに

かなり似てる子と飲み

その後中島みかを可愛くした感じの人と飲みました。




勿論ワリカンですし誘ってきたのは向こう^^

楽しい一日になりました♪




さて自分の過去ですが有坂さんに振られた美香ちゃんは

今まで有坂さんと会ってた時間を埋めようと

俺に頼ってきました。




有坂さんとの日々を思い出しては涙し

有坂さんへの未練を口にしては涙していた。




好きな子が泣いてる顔って言うのは見たくなくて

また自分にはどうにも出来ない事が悲しかった。




それでも俺に会いに来るって言うのは

一人で居るよりはマシで

そういう意味では役に立ってるのだろうと割り切り

俺は毎日の様に美香ちゃんと会った。




「俺なら美香ちゃんを泣かせないのに」



「自分の憧れの美香ちゃんが去った男の事で悩まないでほしい」



そんな事を思いながら頭の中では



「俺じゃダメか?」



といつも訴えかけていた。。。