読書記録(90)

あの星が降る丘で君とまた出会いたい。/ 汐見夏衛著

 

 

(データベースより 紹介引用)    

 

 

中2の涼は転校先の学校でどこか大人びた同級生・百合と出会う。

初めて会うのになぜか懐かしくずっと前から知っていたような不思議な感覚。

 

まっすぐで凛とした百合に涼はどんどん惹かれていく。

しかし告白を決意した矢先、百合から聞かされたのは、

75年前の戦時中にまつわる驚くべき話で――

百合の悲しすぎる過去の恋物語だった。

 

好きな人に忘れられない過去の恋があったら

それでも思いを貫けますか?

愛することの意味を教えてくれる感動作。

 

(引用終了)

 

 

前回の 読書記録(89)あの花が咲く丘でまた君と出会えたら。の続編です。

 

 

前回以上によかったです。

 

人を想う心

嫉妬

葛藤

 

思いやり

受容

愛情

未来

 

そして、

 

死とは?

生とは?

 

など・・・

 

恋愛小説ですが、死生観を考えさせられる物語です。

 

 

心に残るセリフがたくさんありました。

おもわずポロポロと涙がこぼれました。

 

 

10代、20代の恋愛物語は、今の私の歳にはもういいかなと少し思っていたのですが、

逆に大人の年齢だからこそ忘れかけている大切な感覚を取り戻すことって大切なのかもしれないと思いました。

 

いくつになっても恋愛によって感じる心って大事ですね。^^

 

 

そして、

 

世代間ギャップを埋める、

若い人たちに寄り添う感覚も持ち合わせたいと思います。

 

 

言葉の力ってスゴイなと感じる物語でした。

 

 

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 まずは「100冊読了!アウトプット」を目指しまーす。^^