クラシックファン以外、誰も興味がない、というかやっていることを知らないショパンコンクール
ショパンの故郷ポーランドで5年に一度開催されます。(今回はコロナの影響で一年のびて6年ぶりです)
151人の参加者のうち予備予選を通過した78名と予備予選免除の9名を加えた87名で1次予選が始まります。 今回日本からは14名が1次予選に出ました。
そして2次予選、3次予選、4次予選(ファイナル)まであります。
各予選では、ショパンの曲ばかり何曲も何十分も弾き続けます。
コンテスタントはいったいどのような練習をしているんでしょうか、、、
昔はNHKなどで、コンクールが終わってしばらく経ってから1時間くらいにまとめられた特集を夜中にしていたくらいだったのですが、
今は主催をしている国立ショパン研究所が、YouTubeで生のコンクール配信してくれ、アーカイブでも何度も観ることもできます。
おまけに普通のテレビより画像も音も綺麗です。
10月17日はショパンの命日なのですが、その日はコンクールがお休みで、
ショパンの心臓が柱に埋めてある教会で、
無料でモーツァルトのレクイエムの演奏会が行われます。
非常に人気のためワルシャワ市民は早くから並ぶそうです。
国立ショパン研究所はそれもYouTube配信してくれています。
今まで教会のコンサートをYouTubeで観れることを知らなかったので、初めて観ましたが
圧巻のレクイエムでした。
ショパンコンクールへ行くなら、2次予選と3次予選と命日のコンサートへ行こうと決めました
といってもチケットを取るのは至難の業。ネットで取れますが、三次とファイナルはなかなか取れません。
以前ある航空会社がショパンコンクールのチケット付き5日間70万円というツアーを出していて
ひっくり返りそうになりました
今回のコンクールを観て(まだ終わっていませんが)
感想は多々ありますが、それは多くのクラシックファンがあちこちで書いてくださっているので
私は家族に話すだけにしておきます。
娘は長々と私の感想を聞いてくれますが、
全く興味がない息子は感想なんてもちろん聞いてくれないし
反田恭平さんのラルゴ、小林愛実さんのプレリュード、角野隼人さんの幻想ポロネーズを聴いてうっとりしている最中に
「月曜から夜更かし」や
「相席食堂」などのバラエティーに画面を変えられてガクッ
いつもは私も楽しくバラエティー番組をみているのですが、
いま頭の中、ショパンでいっぱいなので
でも私も、W杯やオリンピックや高校野球など全く興味がないので、
長いな〜ショパンコンクールと思っている息子の気持ち、よく分かります
いつか地上波で取り上げてくれる日は来るのでしょうか、、、