最後の夜
私に与えられた、最後の夜。
イヤフォンで藤井風くんのアルバムを聴く。
明日からはできないからだ。
午前中、できるかな。
ここに着くの17時だから。
明日の今頃は「あれしろ、これしろ」と奴隷のように働かされているだろう。
私は明日の夕方から姉の奴隷。
風くんのアルバムも聴くことができないだろう。
姉が寝静まってから、イヤフォンで聴くしかない。
姉が寝るのが1時とか2時。
それから聴くから、3時は過ぎてしまう。
朝は5時くらいに起こされる。
家事全般をやらされる。
洗濯物、部屋の掃除、朝ごはん作り。
洗濯物をして、干して、たたまされる。
それが終わったら夜ごはんの準備だ。
私に自由になる時間なんてないんだ。
1日中働かせてられる。
今夜は気が重くて眠れないだろう。
私にとって、最後の夜。
明日から私は最低4年間は姉の奴隷として生きていかなければならない。
奴隷ブログを書けたら書きます。
毎年、2週間ほど帰ってきた時も私は奴隷だった。
それが今回は最低でも4年間、家にいていく。
私、耐えられなくなったら、姉を殺すかも。
本気です。
最後の贅沢、午後の紅茶を持ってきて飲もう。
明日からは姉に
「太るから寝る前の午後の紅茶は禁止!」
と、言われるからだ。
ホントの自由は今日しかなかったのに、無駄に過ごしてしまった。
今日は寝るのが惜しい。
明日になれば寝たくても寝かせてもらえない日々が始まるのに。
お姫様が寝るまでは奴隷はお姫様の寝たのを確認してから寝かせてもらえる。
姉は「お客さんじゃないんだから」って、完璧お客さん気分じゃない。
都合の悪い時は私の責任。
私、おかしい頭、ますますおかしくなりそうだよ。