「極薄ゴム入荷でーす!」
「極薄ゴム入荷でーす」
過激なワードの復唱にも慣れてきた今日このごろ。
秘書の仕事は社長から呼ばれたときにするのであって、他の社員と何のかわりもない倉庫での仕事。
......二宮さん今頃、何やってるんだろー...。
「ひなちゃーん、今日22時に社長室来いって社長が」
「あ、了解です」
「こんな遅くに呼び出されるなんてなんかやらかしたの?笑」
「そうなんですかね~?」
「俺は飲みに誘っても全部断られるっていうのに...。いいなぁ!」
「あはは(笑)OK出されるといいですね(笑)」
「んねー。じゃあ、頑張ってね!」
「ありがとうございます^^」
相葉さん...ピュア!いい人!素敵!!
それに比べて二宮さん...呼び出しだなんて嫌な予感...。
~~~~~~
「失礼しま~す」
って、まだ二宮さんいないし。
ちょっと早く着いちゃったからかな?
22時まであと5分...。
あと1分...
あと30秒...
来ない。まぁ、22時に来るって言ってぴったりに来る人なんていないよね~
って、なんで私こんなに二宮さんが戻ってくるのドキドキしてるの!?
いやいや、落ち着け。もしかしたらお腹空かせて来るかもしれない!
ちゃちゃっと軽く食べられるもの作っておくか。
で。作り終わってから30分。
時刻はもうすぐ0時になる。
何かあったのかな。仕事が長引いてるのかな。
今日の朝いつもより早く起きたから眠くなってきた。
このまま帰ってもいいけど、そしたら二宮さんに怒られそうだし...。
仮眠室借りちゃお~っと。
『呼ばれたので参りました~。遅くなるみたいなので仮眠室借ります!夜食作ったのでよかったら食べてください』
私はメモを残して仮眠室に入った。