「...ん」
誰かに触れらている感覚がして、目が覚めた。
「二宮さん...?」
起き上がろうとしたら、手首がどこかに繋がれていて動けない。
「えっ?」
無理に動けばジャラジャラと鳴る金具の音。
「どうしたの...?」
「仕事長引いて遅れた」
「じゃなくて、これ...」
「あぁ、手錠だけど?」
てっ!?
「新商品で出そうと思ったんだけど、やっぱ1回使ってみないと...ね?」
「そのために呼んだんですか!?」
「ったり前だろ。じゃなきゃ呼ばねーよ(笑)」
「...そ...ですよね(笑)」
「てかこれじゃあ脱げないか。ま、シャツだし。着衣プレイっつーことで」
気付いたらシャツのボタンを全て外されてた。
下着だってもう...
「ぁ...っ」
「今度は声、我慢しなくていいから」
肌を滑る指、触れる唇、響く声
その全てがたまらない。
「力抜いて」
「む...りっ...」
「もうこんな濡れてるのに?」
「ぃ...や...ぁん...」
「後ろから...そっち向いて。そう」
「あっ、あっ...ぁ...」
「く...ぁ、後ろからが...っ好きなの?」
「ちがっ、ん、」
二宮さんと私の秘密の時間。だけどそこにはきっと、愛はないと思う。
私はただ二宮さんの実験台という遊びにすぎない。
けどそんな二宮さんに、私確実に惹かれてる。