昨日、同級生のあゆが死んだ。
俺は、あゆがもうこの世界にいない、という現実世界から目の前が真っ暗になった。
でも翌日、気が付くとあゆはそこにいた。
教室でみんなと喋ってる。
笑ってる。
いつも通りのあゆ。
今日はあゆと一緒に帰った。
ふと、
「あゆは…生きてるよね?」
そう言って聞くと、
「生きてるよ?どうして?今日の智くん変なの。」
と、あゆは笑った。
あゆは死んでない。生きてるんだ。
そう信じたかった。
俺は泣いた。
声が枯れても、目が腫れても、涙が止まることはなかった。
あゆは……あゆは死んだんだ。
「あゆ……」
名前を呼んで…叫んでも…返事が返ってくることはなくて。
だけど、瞼を閉じると、君は現れる。
「智くん。」
笑って俺の名前を呼ぶあゆが、そこにいた。
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タイトル思いつきませんでした(´ω`;)