次男がオバマ大統領と電話で話した
私の次男はハワイのチャリティー団体で働いています。団体の主な仕事はホームレス・シェルターです。シェルターにはホームレスの人のためのクリニックがあり、次男はそこで健康保険関連の仕事をしています。その関係で、オバマ政権による医療保険改革があった際、保険に入りたい人の世話をする資格を取りました。ハワイでその資格を取ったのは、次男が第一号でした。そのせいか、去年の年末、オバマ大統領がハワイで休暇を過ごしていたとき、大統領の取材で来ていたと思われるCNNのレポーターから電話があり、医療保険改革に関して取材したいと言う申し込みがありました。あいにく私たちはその時タイにボランティアとして行っていましたので、取材に応じることはできませんでした。
今月、大統領の政党である民主党が中間選挙で大敗して数日後、次男は、大統領との電話会議に出ることになりました。各州から彼と同じ仕事をしている人が代表で二人ずつ選ばれて、大統領と話をすることになったのです。会議の前日、もし意見を求められたらどんな話をしたらいいだろうねと二人で考えていました。
各州に、保険に加入するためのサイトが設けられたのですが、サイトを開いてもどうしていいか分からない人が、次男の取った資格を持っている人に電話して質問するのです。彼が働いている団体は、次男がその仕事をフルタイムでするという前提で、彼の給料を州から出してもらうことにしました。
ところが、実際に始めてみると、電話は1日に3回くらいしかかかって来ません。電話に出ていないときは、団体のほかの仕事をやっています。団体の仕事は、どうせ州の役に立っている仕事なので、全く無駄になっているわけではないのですが、次男のような場合は珍しく、ほとんどの人はこれをビジネスとしてやっています。州から自分の給料だけでなく、事務所の家賃や光熱費なども出してもらって、毎日数回電話に出るだけなのです。
もし大統領に発言する機会があれば、これは税金の無駄遣いだと言う話をしたらいいと言うことになったのですが、残念ながら、ほとんど大統領が一方的に話しただけで、自分の意見を述べる機会はなかったそうです。大統領がどんな話をしたのかと聞いても、それは守秘義務があるから言えないとのことでした。これまた残念。