リアルタイムのお話ではありません。

過去に夫が起こした事故について書いています。

けして被害者やそのご家族を冒涜するものではありません。

加害者の妻が感じたことなどを綴っております。

ある事情で特殊な事案となっていますが

突然家族が事故を起こして途方に暮れている方へ

何かしら参考になればと思います。

このような内容を書くべきではないとの

そしりは承知しておりますが

どうしても伝えたいことがあり書かせていただいております。

しばらくお付き合いください。

一部不快な表現、直接的な言葉があります。

ご自身のご判断で読み進めてください。

苦手な方はお戻りください。

 

 

 

つづきです

 

夫はうなだれ「ごめんなさい」と

謝り続けていた

 

私はこの人は自死してしまうかもしれないと思い

横に座って

「死んじゃだめだよ」と声をかけ続けた

 

 

 

なんてことしてくれたんだ!

私の人生も子供の人生も

滅茶苦茶じゃないか

どうしてくれるんだ!

 

 

この言葉を何度飲み込んだことだろう

 

 

何故わたしがこの言葉を言わなかったか

その理由はただ1つ

 

 

私もいつ事故を起こすかわからない

 

 

事故を起こしたくて事故を起こす人はいない

わざと起こしたわけではないのに

家族からも責められ続けたらどうだろう

警察での事情聴取で疲弊しきっているのに

妻からの叱責があれば

それこそ居場所がなくなり

自死の道を選ばざるを得ないかもしれない

 

 

私の精神状態もギリギリの所だったが

夫が自死をすれば

事故のことも明るみに出てしまう

そういうマイナスの計算があったことも事実だ