今年も8月24日が過ぎ去りました。

19年前のこの日、ひとりの偉大な格闘家・武道家がこの世に別れを告げました。

ミスターK-1 アンディ・フグ選手です。


当時、アンディは母国スイスでも引退試合を迎えたり、現役引退後のみずからの身の振り方を考えていたようです。

そのうちのひとつとしてあったのが、役者を含めた映画関係の仕事。

引退をめぐって少しもめていた石井館長にも伝えていたか否か、演劇の学校にも通って、シェイクスピアのエチュードなどもやっていたようです。


残念ながらその希望は叶いませんでしたが、アンディの一人息子であるセイヤ君は、服飾デザイナーでもあるお母さんのつてかなにかで俳優を目指している、というようなことをネットニュースかなにかで知りました。


アンディと同じように旧制K-1において現役で戦っていたアーツやホースト、セフォー、グレコ、バンナなどは、細々とまだ現役を続けたり、指導者やイベント・大会の主宰、さらには経営者など、さまざまなセカンドライフを送っているみたいです。


格闘技、格闘家の現役引退後のセカンドライフ問題。


もし今も健在であったら、鉄人の第二の人生はどんなものだったのでしょう。