久々に格闘技の話題。


インターネット配信のニコニコ生放送にて、K-1 WORLD GP -60kg級トーナメント観戦。


新たに組織されたK-1実行委員会のもと、文字通り生まれ変わった、新しいK-1。


去年の11月に開催された-65kg級トーナメントも見たけど、アツくて面白い試合、個性あふれるフレッシュな選手がいっぱいで面白かった。


正直、中軽量級のキックボクシングやムエタイって俺自身そんなに見たことはないので、詳しいことはおろか、予備知識一切ゼロの状態だったけど、今回も面白い試合、面白い選手がたくさんで良い大会だった。


メインの-60kg級の決勝戦は、卜部弘嵩、功也の兄弟対決。
惜しくも負けてしまったカリム・ベノーイやハビエル・エルナンデス、島野浩太朗といった選手たちも、もう1回見てみたい。

70kg級のスーパーファイトでは、K-1 WORLD MAXで魔裟斗やアンディ・サワー、ペトロシアンとの対戦経験もある佐藤嘉洋がスウェーデンのサニー・ダルベックにまさかのKO返り討ち。
70kg級は、ちょっとさびしい落ち目の時期に入っちゃったかな~。

同じくスーパーファイト65kg級では、前回のトーナメント王者であるタイのゲーオ・フェアテックスが、前回ベスト8ながらも大会をビッグマウスで大いに盛り上げたブラジル人の木村フィリップミノルに、3Rにダウンを取られて判定負け。
ゲーオはどうやら、ナチュラルウェートはスーパーフェザー級みたいですね。つまり、今参戦しているK-1の階級よりも下の階級。
対する木村はちょうど今のK-1の階級がナチュラルウェートと同じくらい。
パワー差、体格差では木村の方が有利だったはず。
あと、2Rのつかみヒザ蹴り。ゲーオはまだ、組んでからの攻撃に厳しいK-1のルールにきっちりなじめていないのかも。もとがムエタイ戦士だから、つかんだり、首相撲してからのヒザ蹴りって、ムエタイ戦士はやりがちになるもの。
前回のトーナメントも、3試合とも、正直試合らしい試合ってそんなになかったですもんね。
以上のことから、今回は木村はラッキーもあったと思うけど、まぁ、勝ちは勝ちでいいんじゃないかな。


4月には-55kg級のトーナメントも開催される新生K-1。


ウェルター級にあたる-65kg級。

ライト級にあたる-60kg級。

そしてバンタム級にあたる-55kg級。



まぁ、ナチュラルウェートで差はあるかもしれないけど、それぞれの階級の王者たちが同じ土俵でしのぎを削る、中軽量級版無差別級K-1(少し言葉はややこしいけど)みたいな大会もやってほしいな、ゆくゆくは。


中軽量級はやっぱり、一番競技人口の多いエリアだから、人材豊富。
毎回トーナメントをやるたんびに、毎回チャンピオンが違うなんてこともありうる。


プレリミナリーファイトでも良さげな選手いっぱいいたし、想像すればするほど、夢は広がりますね。



新生K-1、これからも応援していきますよ!!!!!!