35分ハーフ
第10節
横浜ジュニオールJY 1 - 3 SCH.FC
得点者:久世英寿
立ち上がり、相手の素晴らしいミドルシュートからスタートしてしまった今節。
確かにシュートは素晴らしかったのですが、キックオフ直前の確認作業や立ち上がりのゲームの入り方については今まで話をして来た部分でもあります。
相手の思い切りの良さ以上にその部分が緩く甘い状態でゲームに入ってしまったがための失点でした。
その一発が効いたのか、出鼻をくじかれた前半はボールの収まりも悪く、相手の早いプレスや攻守の切り替えの早さ、DFの激しさに怯えているような、非常に消極的なものでした。
その中でいつも通りプレーをしている選手はほんのひと握り。
このような、相手のリズムの苦しい状況の中で闘える、仲間を鼓舞することができる選手が出てきてほしいものですが。。。
物足りなさと不安の残る前半でした。
メンバーとポジションを変え、ゴールを奪いに行くしかないといった中で始まった後半は、前半とは全く違う展開になりました。
相手のプレスを緩くなったこともありますが、時間とスペースが有効に使え、前線からのプレスからのボール奪取の回数も増えました。
後半10分すぎに反撃の狼煙を上げる一点を決め、それからも若干押し気味にゲームを進め追加点を狙いにいきますが、終了間際にシュートのこぼれ玉を詰められ万事休す。
表現できた部分と、ゲームに臨む上での甘さやゲーム運びに課題を残した、いろいろな意味で悔しい敗戦となりました。
時間とスペースが与えられた時に自分達のサッカーを表現できますが、相手が前がかりになり時間とスペースがない状況下になった時、プレーを変えられない、そのプレスを利用できない、また個人の技術が雑になり落ち着きがなくなる課題は前回と同じです。
個人とチームの課題を理解し、トレーニングを積んでいかなくてはなりませんね。
どのスペースを使うのか。
どのように使うのか。
そのためにどこにポイントを置くのか。
少しずつ成長はしていますが、しかし、次戦は待ってくれません。
クラブユースも待ってはくれません。
日常の意識を変えていかないと望む結果を手にすることはできないでしょう。
誰しもがその結果を欲しているのですから。
対戦頂いたSCH.FCの皆様
審判団の皆様
応援にお越し頂いたジュニオールファミリーの皆様
ありがとうございました!!
百花繚乱