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迷えば原点

医療法人翠章会 すまいる歯科 理事長・山村洋志明が書き綴ったブログです。

みなさんは、一週間にお休みが何日ありますか?

日本の平均はどれくらいなんでしょう・・・
週休2日くらいでしょうか?
忙しい方の場合は、週休1日という方もいるでしょうね。
いつもお疲れさまです。


さて、よく雑誌やテレビをみると、
「日曜日あけの月曜日が一番憂鬱なんです・・・」
とか
「休みまであと2日だから、嫌だけど仕事がんばります」
とか
「転職の理由は、終業時間が少し早いから決めました」

みたいな感じ・・・

仕事=悪、辛い、嫌だ

そんなところですか。(苦笑)





価値観は人それぞれですので、正解はありませんが、私なりに話します。

要は、5日間働いて、2日間休むわけです。

その2日間は最高に楽しくて、5日間が辛い時間だったら、
その5日間って、もったいないと思うんです。

80年生きるとしたら、50年くらい辛い時間になります。(笑)


ありえないくらい、もったいないと思いませんか?



だったら、<仕事を楽しく感じるように生きる>ことができたら、
80年最高に楽しくなるわけです。

もちろん、トラブルや辛い事もあるかとおもいますが、それもひっくるめて楽しめれば、人生最高なわけです。

僕の周りにも、
「仕事が好きな人」

「仕事が嫌いな人」
がいます。


「仕事が好きな人」の共通点は、<仕事に自分を合わせている>人です。

どのような仕事であっても、それを
「嫌嫌やるのではなく、自分ならどのような気持ちでやったら楽しくなるのか?」
「工夫してやったら、どのように楽しくなるのか?」を常に考えている人です。

そういう人は、仕事というものの本質は、すべての業態で同じだという事に実は気づいている人です。

本質というのは、「基本、努力、時間、工夫、創造、教育、継承、革新」の8つでできているものでして、すべてに共通することなのです。
つまりは、極論で言えば、「どの仕事も実はすべて8つの本質に帰結する」ということです。
このことこそが、「仕事に自分を合わせる人」の本質です。

逆に、「仕事が嫌いな人」の共通点は、<自分に合う仕事を探し続けている>人です。
こういう人は、どの仕事についても最初は楽しいかもしれませんが、すぐに壁に打ち当たります。
なぜなら、どの仕事も「8つの本質」は同じだからです。
必ず、ある一定のステージなると、「8つの本質」に打ち当たります。
この8つの本質から逃げている以上、どの仕事を選んでも続きませんし、生きる為の辛い仕事を50年間生きる事になります。


世の中にある就職とか、転職とかの場合、そういった<本質>の話を聞かされずに学生さんが就職戦線に突き進む為に、<答えの無い自分探しの旅>にみんな旅立っているのです。
必ず「自分にあう仕事があると!」信じて。

そんな仕事は皆無です。

趣味と仕事とは、草野球とメジャーリーグくらい違います。
それくらい、仕事で出会う事象は厳しく、それだけに越えるだけの価値のある壁なのです。
それには、働いてみるまでわからないこともあります。
最初の時点からその厳しさに気づける人などいないのです。
NHKスペシャルでイチロー選手も「楽しんで野球をやっているレベルなどはとっくの昔に過ぎ去っている」という主旨のインタビューをしていました。
イチロー選手も「8つの本質」の塊のような人です。


仕事とはそういうものなのです。




人間が、呼吸して、食事をとり、眠る。
それくらい当たり前に、「8つの本質」があるのです。


これは、実は仕事だけでなく、すべてに共通すること・・・


<結婚>も

<子育て>も


みんなそう。


どのステージでも「8つの本質」から逃げる事はできないのです。

だからこそ、若い人たちには、「自分探しの旅にでる」のではなく、「仕事に自分を合わせて、自分ならどのようなパフォーマンスを出すのか?」ということを考える事ができる大人になってもらいたい。


その反復練習は、自分の人生に多いに役に立つのだから。


「基本、努力、時間、工夫、創造、教育、継承、革新」


すべては、そこに繋がるのです。
そして、どの職業(家庭)でも、この8つを極めた先に最高の景色が待っているのでしょう。

「何をするかではない。自分ならどうやるのか?」です。


さぁ、明日の仕事が楽しみだ!!