物事には見方(視点)がある。
どちら側の視点に立って世界を見るのか?ということだ。
例えば、今、人気のある「乃木坂46」さんが出した新曲「ジコチューで行こう」という歌は、無駄にする時間などない。思いどおりやるべきだ。やりたいことをやるんだ。いう歌です。
別に無意味に自己中心的に生きることを推奨している歌でもないし、今回の話はそこが論点ではない。
本質は「この曲を聞いた若者たちがどう考え、どう行動するのか?」ということです。
本当に自己中心的に考えて行動するという結論に達して行動するのか、それとも、歌詞の内容ではなく、乃木坂46の彼女たち側の視点に立てるかどうかだ。
彼女たちは自己中心的に生きてはいないだろう。
寝る時間を惜しんでまで、毎日、レッスンに励んでいるだろう。
いろんなものを食べたい年頃なのに、スタイルを維持するためにきっと我慢しているだろう。
仲間たちとのバランス、業界とのバランスに四苦八苦しながら。
歌詞や曲はあくまでもエンターテイメントであり、その内容を楽しむことは決して悪いことではないが、さらに成長するのなら視点をどこに置くかということだ。
彼女たちの血の滲むような努力に想いを馳せて、今の自分がどう生きたいと思うのか?それは自己中心的に生きていいということではなく、自分の夢を達成するために彼女たちのようなキラキラしたパフォーマンスを発揮するためにどのように自分が日々努力していけばいいのかに気づくことだろう。
私はすまいる歯科のスタッフたちにはそういった目に見えるものだけでなく、複数の視点に立って本質を見極めることができるような立派な社会人になってほしいと思っています。
目の前の事象をただ受動的に受け入れるのではなく、その裏側にある本質を見つけにいこうと努力する姿勢。
そして、それを今の自分に当てはめてどのように成長していくのかを常に考える。
そうしていれば、きっと、「なりたい未来の自分」にグッと近づけるだろう。
未来は今の連続だから。今を必死にがんばる。
それが大切なんだよね。