みなさんこんにちは!
すまいる歯科の山村です。
お盆休みの間、数冊の本を読んだんですけど、話題の本も読んでみました。
「下町ロケット 」
内容は、いたってシンプル。
勧善懲悪。
まぁ、いわゆる「水戸黄門」ですよ。
「ドラえもん」ですよ。
「遠山の金さん」ですよ。
読み始めてから、ほとんど結末がわかる展開で、驚きもあまりないですけど。
でもね、、、
良い♪
良かったっす♪
いいんです。
内容はいたってシンプル。
夢を追いかけて、みんなで苦難に立ち向かって成功する。
それって、人生そのものだからね。
「下町ロケット」名シーン(笑)
場面は主人公の経営する零細企業の社員が、大手企業に対して、喧嘩をふっかけるシーン。
『あいつらはウチに技術で先を越されたんだよ。この分野でも技術力ではウチの方が上なんだ。舐められる筋合いじゃない。その部品がなければ、ロケットは飛ばないんだよ!』
いやぁ~。
わかりやす!(名古屋弁)
最高だぜ(笑)
突然なんですけどね。
最近、思うんですけど、日本のドラマが面白くないかも。。。
なんだか、無理やりこねくりまわしているような展開が多いと思う。
それは内容にひねりがないと、非難されちゃうからかな。
あっと驚く、意外な展開がないと評価されないからなのかな。
僕は、意外と、話をこねくりまわさなくても、水戸黄門やドラえもんのように、わかりやすい感じが好きなんですね。
方向性がはっきりしているというか、なんというか。。。
う~ん。
うまく伝わらんな。これは。
がんばろ(笑)
たとえばですね、感覚的に言うと、「パチパチパンチ」は毎週みたいわけですよ。僕は。
吉本新喜劇的な、お約束を楽しむというか、自分の楽しみを楽しむというか・・・
でも、なんだか最近は、こねくりまわさないといけないような風潮ってあるかも。
意外な展開がないと、、、みたいな。
作り手は大変です。
期待をかけるのは大事だけど、過度なプレッシャーは、あまりよくないかも。
シンプルがいい時もいっぱいあると思う。
そんな中で、「下町ロケット」
よかったっす(笑)
シンプルによかった。
ドラクエに夢中になっていた時に、スタート時点から、「魔王」を倒しにいくぞ的なわかりやすさ(爆)。他には特に目的なし。みたいな。
日本人に合ってると思うんだよなぁ。勧善懲悪っていう概念。
本を読んで、すかっとして、明日の仕事をがんばれるのなら、その本は偉大だとおもうんです。
意外と、わかりやすい方が、こねくりまわすより、シンプルに思いが伝わるのかも。
小細工するのもたまにはいいけど、バラの花一輪プレゼントして、ギュッと抱きしめた方が、思いが伝わるときも多いかも。
素直に、「ごめんなさい」って、言った方が、どんな巧妙な言い訳よりも破壊力は抜群かも。
一生懸命がんばってくれているスタッフに、院長のポケットから7種類のキャンディーがでてきて、「甘いキャンディーでもどう?」って声をかける方が、よっぽどスタッフはやる気をだしてくれると思う。
最近、みんな考えすぎ。
そう思う。
素直に、シンプルに。
「ありがとねん♪」
