今年も知覧へ・・・ | 迷えば原点

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医療法人翠章会 すまいる歯科 理事長・山村洋志明が書き綴ったブログです。

みなさんこんばんは!

すまいる歯科の山村でございます。


今年も7月6日~7日の二日間、鹿児島県にあります、「知覧町 」に行ってまいります。


私は3度目になりますが、昨年も全国の歯科医院さんから募集いたしまして、43名の参加者と共に

知覧にて、研修を行ってまいりました。



いつも心にすまいるを・・・


いつも心にすまいるを・・・


知覧をご存じない方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に説明をいたします。


太平洋戦争末期に、日本軍はアメリカ艦隊に対して、爆弾をのせた飛行機そのものを敵艦にぶつけるという、いわゆる「特攻作戦」を実施しました。


その作戦に参加した兵士は、ほとんどが20代前半の若者でした。



その時の、資料や、遺書、写真などが鹿児島県・知覧町には平和資料館として多数残されています。



その資料館を見学し、語り部の方のお話を聞き、みんなで一日、語り合うといった研修でございます。




戦争に関しての考え方は、100人いれば、100通りの考え方がありますので、私の考えをこの場でお伝えすることは控えておきますが、毎年、参加された方の多くが、自分を見つめなおし、毎日を大切に生きる力を見つけることができる研修となっております。



今年も、募集開始から、わずか2週間で定員に達してしまいました。

みなさんの関心の高さがうかがえます。




私は思うんです。





世界中には、恵まれない方がたくさんいらっしゃいます。


それは、電気やガスや水道といったものだけではなく、教育や、治安などもそうです。




それに比べて日本は恵まれています。




いや、




恵まれすぎたのかもしれません。





恵まれすぎたから、




それが「当たり前」なってしまったのかもしれませんね。





「当たり前」の精神が、自分の心を支配したら・・・






あとは、「不平・不満」しか、でてこないのです。





文明が発展するということは、便利な世の中になるということです。




ただ、便利のありがたさを忘れてしまったら、次からでてくるものが「不平不満」であるならば、



不平不満を作り出すために、便利や文明は生まれたのか?




トライアスロンをやりはじめてから、「生命」に対しての価値観が確実に変わりました。



水泳をしているときに、途中が苦しくて苦しくて・・・



でも、0コンマ何秒間か、息を大きく吸い込んだ時の感覚は、「息を吸って動物は生きているのだ」ということを痛いくらいに感じることができるのです。



そして、その苦しみの水面の中から、見える太陽の光が、これほどまでにあたたかく包み込むような優しさの光に見えたことは、今までの人生では決して味わうことがなかったのです。




息を吸うことも、太陽の光を浴びることも、




「当たり前」になった瞬間に、でてくることは、「不平不満」なのだ。





「熱すぎる」「寒すぎる」「空気がまずい」「天気が良い悪い」「湿度が高い低い」などなど。





存在のありがたさをすっとばして、自分の欲だけにフォーカスが当たる。




とんでもない。




とんでもないです。









そういうのって、日常生活でもありますよね。





たとえば、乗りたかった電車が目の前で出発してしまったとしても、数分すれば次の電車が来るんです。





そんなことでイライラするよりも、電車が走ってくれていることに感謝するべきですね。






なんでもそう。







電気だってそう。






僕は今、パソコンをたたいている。





上には光がともっている。





すごい。





少し、蒸し暑いから、クーラーをつけている。





設定は28.0度。




正直、暑苦しい。





でも、そんなにキンキンに冷やさなければいけないのか?




たとえ暑苦しくても、こんな風のない日は、クーラーがあるだけでもありがたい。





この光に感謝する。

この通信システムに感謝する。

この電力に感謝する。





ありがたい。




その精神を忘れちゃだめだ。





文明・進化とは、「不平不満」を作り出すためにあるものではない。




しかし、いつの間にか、


より強い光を!

より通信速度を!

より高電力を!




そして、足りなくなったら、不平不満がでる。





電力の話をするならば、僕たちはもしかしたら、



豊かな生活に必要な電力を作り出すためではなく、

莫大な電力を消費するためにはどのようにうしたら消費できるのかを考え都市を作り続けていたのではないのか?


必要のない電力をなんとか使い切るための都市づくりをしてきたのではないのだろうか?






日本中が、現在「電力は足りるのか?」の議論をしている。






「足りるのか?」ではなく



「その範囲内でやればいい」のである。





今でも、世界では内戦や戦争が起きている。



その地区の人々は、十分な電力は供給されていないに違いないが、電力が足りないことに不満などないだろう。

きっとその範囲内でやろうとするのだろう。




だから、できる。



絶対にできる。




すまいる歯科では、正直な話、毎年夏にはクーラーはフル回転だっただろう。




でも、今年は、28度にキープです。




正直、ちょっと暑いかもですが、


クーラーないよりは、百億倍ましです。




我慢するんじゃないよ。




「28度で、十分にありがたい」って考えるの。





別に、仕事終わったら、ガンガン居酒屋いって、ビール飲んで「くはぁ~!」ってやっていいんです。


ブランド物のバッグを買って、おしゃれをしてもいいんです。




でも、デパートがあれだけキンキンに冷えている必要はないし、街のネオンが煌々としていないと街に元気が出ないなんて、そんなことはないと思う。




もうそんな時代じゃないからさ。




心の豊かさというものは、「ありがたさ」を感じる精神に宿ります。




28度が暑いから、24度くらいの涼しさでしか満足しないような心になったとしたら、

それは、とても豊かな心をはぐくむ幸せではないのだと僕は思う。




28度でも、クーラーを作ってくれた人と、電力を作ってくれている人に感謝する人と、


「今年の夏は異常に暑いね」って、クーラーの設定ををMAXまで下げて「これで限界かよ・・・」と不満をこぼしている人との人間力の差は、




明白です。





戦争で死んでいった皆さんは、今の日本を見てどう想うのだろう。


自分たちの命を犠牲にして戦っただけの価値がある国になっているのだろうか。



みんなで考えて、



いい社会をつくろうね。











今、僕の横で、嫁さんがソファーですやすや寝ています。



少しくらい暑くても、今年の彼女は設定温度を28度以下にしない。




そんな豊かな心をもっている彼女がすばらしい。















最後はのろけかよ(爆)













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