みなさんこんにちは!
岡崎市・豊田市の歯医者 すまいる歯科の山村でございます。
明日はいよいよクリスマス・イブですね!
名古屋はどうやらホワイトクリスマスの雰囲気すらなく(笑)、あまりの好天にさっきまで散歩に出かけていました。
歯科医院では、この12月というのは、こどもがとても上手に治療が受けられる時期なんですね。
なぜかって?
それは、「サンタさん戦法」が使えるからです(笑)
いつもはぐずって、なかなか治療が進まない子でも、お母さんと僕が一致団結して、一言、
「上手にできる子の家には、きっとサンタさんがきてくれるよ」
こどもの目の色が一瞬で変わるんですよね(笑)
すまいる歯科にきているこども達は、本気で僕がサンタさんと友達であると信じているようです。
だって、上手にできたら、サンタさんにちゃんと報告することになっているから・・・
お母さん!きちんとプレゼントお願いしますね(嘆願)
冗談はさておき、僕はいつごろから、サンタさんがプレゼントを持ってきてくれるわけではないと、気がついたのだろうか?
5歳?6歳?
そのあたりだったような気がする。
僕は結構おませな可愛げのないガキだったので(笑)、もっとはやく気づいていたのかな?
でも、小学校3年生くらいまでは、両親が必死になって、「サンタさんはいる!」と熱弁していた。
24日の夜・・・
僕の寝床に、そぉっとはいってきた父親は、プレゼントを足元に置き、再びそぉっとでていきました。
僕も実は起きていることを父親に悟られないように、布団の中で身動きひとつせず必死に固まっていました(笑)
僕は子供ながらに、サンタさんがいないことはわかっていたのに、熱心になっている両親に喜んで欲しくて、朝、大喜びでプレゼントを見せつけ、「サンタさんがもってきてくれた!」と天真爛漫におどけてみせたものでした。
そんな時も、父親は食卓のいすにどかっと座り、プレゼントをみることもなく背中越しに、「ほぉ~よかったなぁ~」とタバコをふかしていました。
でも、その父親の背中は、ひとつの大仕事をやりとげた、なにやら満足感や達成感にみちあふれていた風に僕には見えました。
こどもを喜ばせるために・・・
そして、僕は両親を喜ばせるために・・・
人間というのは、自分以外の他の人に、喜んでもらえることが、最高にうれしいことなんです。時には自分が喜ぶことよりも・・・
それが愛する人なら、なおさらのこと。
サンタクロースが実際にいるとか、いないとか、なんて大きな問題ではないのです。
愛する人の喜ぶ顔がみたい・・・
夢を与えたい・・・
ただ、それだけのことなのです。
だとすれば、サンタクロースは、存在します。
なぜなら、この全世界にいるすべての人がサンタクロースなのだから。
人を喜ばせ、夢を与えたい・・・
その心をもつ人は実は「サンタクロース」なのです。
僕は、誰のサンタクロースなんだろう?
そして、あなたは、誰のサンタクロースですか?
明日は、そんなサンタクロースが街中にあふれていることでしょう。
その愛や心で、みんながサンタになれば、この世の中から、争いなんて、戦争なんてものは起こり得るわけがない。
遠くから、トナカイのそりの音が聴こえてきました・・・
みんなメリークリスマス!!