みんさんこんばんは!
岡崎市・豊田市の歯医者 すまいる歯科の山村でございます。
最高に暑い日が続いていますが、体調など崩していませんか?
山村の健康法は、クーラーをなるべくつけないこと!
寝るときはもちろんです。
でも、1時間だけはタイマーつけちゃいますけど(焦)
朝起きたら、シャツが汗でびっしょり!!
でも、そのほうが、体調がいいんですよねぇ~。
まぁ、お酒も抜けますしね・・・(ゴホン!)
さぁ、今日もはりきっていきましょう!!
みなさん、「いとう眼科」さんのブログみられましたかぁ?
すごいですよね!
毎日毎日を一生懸命、大切に走り抜けている景色が、瞼を閉じると映像に浮かんできますよね!
すごいです!
影響力受けまくりです。
すまいる歯科もがんばらなければ!
さて、ここからは、少し重めの内容になります。
よろしくお願いします。
尊敬する「いとう眼科」さんについて。
いとう眼科の伊藤事務長さんと、メールの交換をしだしてまず最初に感じたことは、非常に感情のだしかたというか、伝え方がすばらしい方だということです。
自分で言うのもなんですが、私も、ブログを通じて勉強させていただいていますが、何かを伝えるという点では得意だと思っていましたが、伊藤事務長さんは、遥かに上。
伊藤事務長さんとメールや手紙のやり取りを通じ、その感覚は大いにモデリングさせていただきました。
ここで、言いたいのはそれは「感覚」であり、「手法」ではないということ。
相手の一番気にしていること、つまり「コア」の部分に触れられるかどうかということが、一番大切なんです。
美しい言葉や、固定観念に縛られた定型の言葉では、相手の心には届きません。
テクニックじゃないんですよね。
人の心をとらえるということは。
「コア」の部分に触れるからこそ、共感も感動も得られるのです。
ただ、これは正直、「両刃の刃」でもあります。
その「コア」がその人にとって実は弱い部分であることだってある。
その判断は、残念ながら100%わかるものではないので、難しい・・・
この世の中は「光と影」で成立しています。
強い光で照らせば、そこには濃い影ができるもの。
でも、影を恐れて光を照らさなければ、結局は何も得ることはできません。
だからこそ、強い光を照らせば、必ず濃い影ができるということをしっている人物であるかどうか、その集団であるかどうかということがとても大事なことなんですね。
「いとう眼科」さんは、その光も影もわかっているすばらしい人達でした。
それは何故かというと、「いとう眼科」さんは、「従業員の崩壊」という、経営者の立場からすれば、最強に不安な出来事を経験なさっているからです。
大きい・小さいに関わらず、必ず「スタッフ問題」といのは起こります。
避けることはできなんですね。
もしまったく起きていないなら、それは相当お互いに関心が無いのでしょう。
医院経営も順風満帆で、患者さんの信頼を多く得て、人気医院になられたいとう眼科さん。
すべてが順調に思えたとき、スタッフ間の問題が生じたそうです。
話は少しそれますが、みなさんにとって、「進化」ということがすべて素晴らしいことだと思っていらっしゃる方もおられるかもしれませんが、実は違うと私は思います。
それはなぜかというと、「進化」というのは「変化」も共に生じてしまうことなのです。
まさに、「光と影」なんです。
人間というのは、実は「変化」を最も恐れる生き物だとも言えます。
「結果」がわかっていれば、人は多少の変化も受容することができます。
でも、この世の中、「結果」が先にわかっていることなんて皆無に近い。
むしろ「結果」がわかっているのはどうでもいい、簡単な事柄だけだと思う。
自分たちがこだわって、生活をかけて実践していることなんて、やる前から「結果」がわかっていることなんてない。
これは、「失敗するかもしれない」ということも含んでいるからです。
だとすれば、確約のとれないことがあるなら、「今のとりあえずの安定を求める」人がいても何の不思議もない。
なにも変えなければ、ひとまずは安定してますからね。
見た目上。
僕の高校時代、カラオケに行っている人は不良だといわれた。
携帯電話をもっているのは遊び人だといわれた。
今では、どうだ。
僕が話すまでもないだろう。
つまり、結果から逆算できれば、その行動は正当化されるかもしれないが、その瞬間では理解できないのである。
医院改革も同じである。
その瞬間ではわからないんだ。
今おこなっていることが正しいかどうかなんて。
「いとう眼科」さんも、苦しい時期があったそうです。
それは院長・事務長さんの掲げるその理念に、一部のスタッフが反発したそうです。
改革派とそうでは無い派。
疑心暗鬼の中、お互いの心を傷つけあう事態に発展したそうです。
心が折れるとか、そんなレベルじゃない事態に・・・
12人のスタッフがいる中、そのうちの8人が自分たちの主張が通らなければ、辞めるという事態に発展したそうです。
12人中の8人・・・。
はっきりいって、そのまま8人が辞めたら、医院運営はなりたちません。
涙を流しながら、その要求を飲むしかない。
普通の会社なら、そんな状況なんです。
だって、普通は無理だもん。
でも、TOPが下した選択は・・・
「志の高い、残りの4人と一緒にやっていく」でした。
凄まじい。
凄まじすぎる。
僕は同じ決断ができるかどうかはわからない。
自らの保身に走るかもしれない。
でもいとう眼科さんは違ったんですね。
事実、伊藤事務長からいただいたDVDにその時の映像が残されていました。
患者さんの出入り口に、貼り紙があるんです。
「いとう眼科は新しいスタートをきる」という内容の貼り紙が。
当然、昼休みなんかない。
3人でやっていた仕事を1人でやらなければいけない現実。
でも、「いとう眼科」さんの選んだ道は、
「志なくして成功なし」という想いだったんですね。
いや、違う。
「志がない仕事に何の価値もない」かもしれない。
それは「心がつながっていないのに、その心を患者さんに伝えることなんかできない!」という思いだったに違いありません。
きっと、想像を絶する過酷な勤務だったとおもいます。
肉体的な疲労は限界だったかもしれません。
でも、きっと心はガソリン満タンだったんだろうなぁ。
「いつか必ず・・・」という思いのもとに・・・
時は過ぎて今・・・
伊藤事務長のブログの内容とその理念。
多くのスタッフさんたちの感想文に、ブログに対するコメント。
カシータやイエローハットの研修。
大嶋さんやてんつくマンの院内講演。
正直ありえないです。
でも、そのありえないを実現するいとう眼科さんのパワー、院長・事務長さんのパワー、スタッフさんのパワー。
桁違いです。正直。
人間は、自分が今、行っていることが必ず正しいのだと思いながら行動している人はそれほど多くないと思う。
わかるわけないですからね。
神様じゃないんだから。
でも、まずは信じるということ。
回り道もあるかもしれないけど、きっと正しいんだと、信じる力。
私の勝手な思いだが、いとう眼科さんの皆さんは、それを全部わかっているんだと思う。
光が強ければ、影も濃くなる。
でも、その影を恐れていては、光りを照らすこと(自分らしく、自分の理念を貫く)もできない。
この世の中を変えることができる力はそのような力強い使命感だと思う。
それはブログの中からも、読書感想文の中からも、いとう眼科の皆さんからはそのような覚悟がはっきりとうけとれるんですね。
僕はうれしい。
いとう眼科さんのような医院がいるということが。
まだまだ、僕がやることはたくさんあるな、こりゃ。
「やり方ではない、あり方が大事なんだ」(岩渕龍正氏より)
「何を言うかは問題ではない。誰が言うかだ」(不詳)
僕は駆け抜けたい。
紅葉がきれいな頃。
見学に行かせてください(笑)
いとう眼科さんに・・・