みんなで、同じ「志」をもつという意味 | 迷えば原点

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医療法人翠章会 すまいる歯科 理事長・山村洋志明が書き綴ったブログです。

みなさんこんばんは。
岡崎市・豊田市の歯医者 すまいる歯科の山村でございます。

6月17日に開催されました「すまいるキッズフェスタ」は皆さんのご協力がありまして、なんとか成功を収めることができました。

山村的な面白ブログは今度、きっちりお送りしますが、今日は久しぶりに真面目なブログを書かせていただきます。




同じ方向を見ているという価値


という意味に、今回、これほどまでに感じさせられたフェスタはなかった。



確かに、この企画を立ち上げたのは、院長である僕だ。
でも、これほどまでに完成度を高く、大成功をおさめるまでに企画を練り上げてくれたのは紛れもなく、すまいる歯科のメンバー達である



その事実は、フェスタに参加していただけた、子供さん達や、お父さん、お母さんが一番に感じていることではないかと思う。



フェスタに参加していただいた、あるお母さんから、とても素敵な言葉を頂きました。



それは、



すまいる歯科は開業から1年なのに、なんでこんなに良い人材が集まっているのですか?」




そのお母さんからは、僕についてのお褒めの言葉も頂きましたが、あえてここは割愛させていただきます。




なぜ、こんなにも素晴らしいメンバーが集まっているのか?




それはひとえに、「」だと思います。




「武士(侍)の心」と書いて「志」




僕の「山村洋志明」という字の中にも「志」という文字が入っているので、余計反応してしまうのかもしれませんが・・・




僕は今のメンバーを何かの基準で採用したわけではない。




でも、以前、僕のブログで書いたように、この世の中には「縁(えにし)の糸」というものが存在すると僕は信じています。



「赤い糸」と同じように・・・




同じ感性を持った人間が集まるようにこの世の中はできているのだと僕は強く思います。




そういった意味でも僕は、すまいる歯科のメンバー達を誇りに思っています。




ある子供さんが、フェスタの会場に入るのを怖がって号泣していました。



話を聞くと、



「あやちゃんがいないといやだ!」




受付にいたメンバーは素早くインカムで中村に連絡をとり、急いで駆けつけた中村にだっこされて、その子供さんは笑顔で会場に入っていきました。


ものすごく暑い着ぐるみの中で、僕は、人知れず泣いていました。



フェスタ最後のイベントの「すまいる体操」の時に、恥ずかしがって、声を出せていなかった子供の前で、はしゃいで盛り上げてくれた川島の姿を見て、感動したと、フェスタに家族で参加してくれた先輩の先生が熱く僕に語ってくれました。


全然、上手くいっていたのに、「こうすればもっとよかった」とハブラシ指導を担当してくれた高嶋の悔やんでいる姿をみて、感動しました。



気おくれしている、子供たちを見つけては、そばに座り込んで、楽しく会話をしながら、とけ込ませようとがんばっていた吉沢がいました。



「夜店のポップコーンの味がどうしたらでるのか?」と休日返上で、油の量や、塩加減を何度も調べてくれて、本番では夜店顔負けのポップコーンの味を出してくれた寺田がいました。


1週間前に、すまいる歯科第3期メンバーとして加入してくれた後藤も、笑顔満点で、写真撮影やバックアップをがんばってくれました。



灼熱の中、プードルの着ぐるみを着て、脱水症状になりながら、それでも子供達に夢を与えたいとがんばってくれた篠崎先生がいました。


そして、大道芸人のkeiさんのパフォーマンスも最高でした。

通常、大道芸人の方は、自分の出番以外は表に出て来ないものです。

でもkeiさんは

「こんなに子供のために本気でやっているフェスタなら、ギャラうんぬんではなく僕も力になります!」

と、ずっと、バルーンアートで子供達を楽しませてくれていました。


ギャラは変わらないのにです・・・



そんな最高のメンバー達のがんばりがみなさんに伝わったのか、子供達の笑顔は最高のものでした。



まさに「志」という言葉以外のなにものでもありません。


ただ純粋に子供たちの笑顔が見たい・・・

ただそれだけ。







今の社会は、隣に住んでいる人の顔もよく知らないとか、

家族同士の凄惨な事件などが毎日、報道されています。




30年前は、そんな社会ではなかった。



見たことも無いおじさんから、本気でほめられて、本気で叱られていた時代です。

僕は野球で近くの家の人のガラスをわったことがあります。

でも、そこのおじさんは、僕をひとしきり怒った後、

「内緒にしとくから、ここでは野球はするなよ」とやさしく許してくれました。

本気で怒られて、本気でほめられるからこそ、子供は心の底から理解するのではないだろうか?
だからこそ、「ここで野球をやっちゃだめなんだ」と感じるのではないだろうか?


しかしながら、今では、やれ弁償だ、やれ裁判だと、ぎすぎすした間柄になってしまう世の中です。




でも、僕はもう一度、そんな30年前の社会が必ず復活すると、いや、復活できると信じています。



それを実現するのは、まさに「志」しかありません。



そういう世の中にするんだというかたい決意なのです。




大人が本気になれば、必ず変わる。



子供はそれをみて育つのだから・・・



だから、今回、子供達をこのフェスタに連れてきてくれたお父さん、お母さんには本当に感謝しています。



そして、20代ながらも、それを成功させようとがんばってくれたメンバーも最高です。



今は、岡崎の小さな、コミュニティーかもしれない。


でもこの「志」というみんなの思いの潮流が、必ずや全国に広がっていくと僕は信じている。




僕たちは、新しい夢に向かって走っていきたい。






みんな!ありがとう!!