みなさんこんばんは!
岡崎市・豊田市の歯医者 すまいる歯科の山村でございます。
今日はお昼の間は、ぽかぽか陽気でしたね。
でも、夜になると少し冷えてきました。
風邪などひかないように気をつけましょうね!
さてさて、今日のテーマは「声の魅力」ということですが、
人に何か話すときのその「声」というのはとても重要なのなのだなぁと最近思っています。
そもそも「声」には
高い声~低い声、そして強い声~弱い声というものがあるわけですが、
どのような声で話をすることが最も効果的なのかという問題はむずかしいものなんです。
やはりその人その人の個性みたいなものでもありますし。
最近言われているのが、聞いている人にいわゆる「α波」を出させてしまうような声を出す人がいますよね。
歌手でいうのがわかりやすいのですが、
「美空ひばり」さんや「宇多田ヒカル」さんなどはそうなんだそうです。
国民的な大ヒットを飛ばすような歌にはそのような秘密がどうやらかくされているようです。
そして、最近僕がこの人の話し方を聞いていて、本当にすばらしい声だなぁと思う人がいます。
それは・・・
「姜尚中」東京大学教授です。
最近はテレビにもよく論客として出ていることが多いので、みなさんも一度はその声を聞いたことがあるかもしれませんね。
大人の男の美声です。ほんとに。
あっ、ちなみに、姜尚中先生は在日韓国人2世の方です。
「カンサンジュン」と読みます。
(今回は、「声の魅力」についてのお話ですので、彼の思想的なことに関しては、まったく触れませんので、そのあたりはご了解ください。)
彼の声を聞いたことがある方なら、誰もが思うことだと思いますが、
まさに
「癒し系」と表現した方がいいでしょうか。
論客として出演しているので、他の論客の方との舌戦バトルもあるわけです。
相手がかなりヒートアップして、姜先生に怒号で詰め寄るようなシーンも時にはあるのですが、そんなときにも姜先生の口調はまったく変わらないんですね。
むしろ興奮して我を失っている相手の人の頭を冷やすかのようなしゃべり方をするわけです。
そして、不思議なんですが、彼が話をしているときは、途中で横やりを入れる人もあまりいないんです。
「オーラ」という表現はチープかもしれませんけどね。
あのテンポと声の低さとリズムは、
「最後まで聞こうかな」という風に人に思わせるのかもしれません。
坂本竜馬の名言に確かこんなものがあった記憶があります。
「人を説得するのに、強い声などは必要ない」
確かこんな内容だったような・・・(すいません。あやふやで)
わかってもらえていないと気付いた時、人というのは「なんとかしたい」という思いからなのか、興奮してしまう傾向があります。
ねじ伏せていって、逆にわかってもらえない。
でも、姜尚中先生も坂本竜馬も決してそのような風に話をしないんですね。
つとめて冷静に話すことで逆に相手にわかってもらう。
今の僕にはとてもできないことです。
ちょっとしたことで熱くなってしまって、からまわりをしてしまうんです。
未熟だなぁ~。本当に。
だから、今は姜尚中先生がでているテレビは気づいたらなるべく見るようにしています。
まぁ、熱いのも僕の専売特許みたいなもんですから(笑)、無理して個性を消すつもりはありませんが、良いと思うことはどんどん取り入れて、真似していきたいと思っています。
みなさんも、一度注目して聞いてみてください。
本当に勉強になりますから。
それではぁ~