ようこそ!うめだ歯科の樋口さん!! | 迷えば原点

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医療法人翠章会 すまいる歯科 理事長・山村洋志明が書き綴ったブログです。

みんさんこんばんは!
岡崎市・豊田市の歯医者 すまいる歯科の山村でございます。

最近、あまりの忙しさにブログを更新できず、コアなファンの方には大変寂しい想いをさせてしまいました。

でも、言い訳させてください(涙)

現在18連勤(セミナー参加含む)真っ最中!!



「でも、そんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!!」



はりきっていきましょう!!




さてさて、10月15日(月)は、岡山県にあります「うめだ歯科クリニック」さんの樋口さんがすまいる歯科に見学にいらっしゃいました。


樋口さん












樋口さん・・・




スタッフさんなんです・・・




しかも、ひとりで・・・





岡山から・・・・








どんだけ、意識高ぇんだ!!(驚)









しかも、前泊(驚・驚)







すまいる歯科のメンバーもたいがい意識の高い人たちが集まっていますが、樋口さん。そうとう凄いです。

見学されている時の姿勢も、常に前傾姿勢!!

メモを片手に、本当に真剣に見てくれていました。


樋口さんは、私が参加している勉強会での宿題の提出の数も質もずばぬけている方でして、院長先生とスタッフさんたちと、目標にむけてがんばっている全国レベルのスタッフさんなんです。


私も、その姿勢には頭が下がりました。




そして、余談ですが、
お土産にはきびだんごをいただいてしまいました。



甘いものは、比較的苦手な私ですが、うまかったっす。


名古屋弁で言うと、「うみゃ~でかんわ」です。




さてさて、元気がよい内容はここまでとして、少し、真面目に話します。





今、歯科業界は未曾有の危機にひんしています。



診療報酬の減額により、全国で昨年はおおよそ2000もの医院が閉院しました。
(その後に、それを受け継いだ医院も含んでいます)


異常事態です。



さらに、来年の4月には更なる診療報酬の減額が予定されており、閉院・倒産する歯科医院がさらに加速度をまして増えていくことは容易にわかります。


閉院・倒産しなくても、本当にぎりぎりのところで、がんばっている先生がほとんどなんです。


なんで、そんな状況なのにがんばれるのか?





答えはひとつ。





「志」だけです。




医師になったのだから、人の役にたちたいと、思っている先生がほとんどなのです。




だから、苦しくてもがんばれるんです。



でも、院長ひとりだけでは、その苦しさに耐えることはできません。
もはや院長の力ひとつで状況が好転する時期はとっくに過ぎてしまいました。



歯医者が倒産する時代・・・



しかし、それを打開するために、全国の歯科医院で今、改革が行われています。





それが「チーム医療」です!





患者さんひとりひとりのニーズをしっかりと受け止め、それを満足させていく。




それを「歯科はサービス業になった」と揶揄する人もいるが、そんなことはどうだっていい。

そんな言葉遊びはどうだっていい。



大切なのは、そんなことは「当たり前」ということなのだ。


歯科だって、ほかの業界だって、本質は同じ。


患者さんの希望にできうる限り応えていく。

シンプル イズ べスト。



でも、それが今までの歯科では欠落していただけなのだ。




そして、どうして欠落していたのか?



それは、「チーム医療」として考えてこなかったからだ。




院長は、朝から晩まで治療に追われている。


その中で、患者さんがちょっと質問したいと思ったことに十分に答えられる時間が無いのが現実だ。



それを言い訳にして、答えていない医院があまりにも多すぎる。



「できないから、やらない」


違った意味で「シンプル」だ。



そして、その矛盾に立ち向かおうとしている医院が全国に広がっている。



院長のそして、その医院の理念をしっかりと理解したスタッフによる「チーム医療」だ。




患者さんの本当の心の声を、受け止めることができるのが、有能なスタッフの存在だ。


そして、スタッフから院長にその情報が伝達される。


そして、その患者さんの想いに応える。



そうすることによって、今、本当に求められている歯科医療の形に近づいていけるのだと確信している。



私も数々の医院を見学させていただき、そしてもちろん全国からすまいる歯科に見学にきていただいている。


その医院のすべてが、歯科医療をよりよくするためにそのような活動をおこなっているんです。



今回、見学にきてくださった樋口さんもそうです。



自分の休みを使ってでも、前泊してでも、見学にいく。


ひとつでも自分の医院に取り入れることができるものがあるならばと非常に貪欲に、そして誠実に行動されています。



ほんの数年前には、考えられなかった「医院見学」(歯科は非常に閉鎖的な環境だったので)を現在、志のある全国の医院が実践しています。



私はここで高らかに宣言する!



すぐには変わらないかもしれない。




でも、必ず数年後には、メディア等で報告されるにちがいないと確信する。




それは、「今の閉塞した日本の企業スタイルを変革するためには、歯科医院を参考にして、改善すべし」と。



全国には、有能な若い女性スタッフがたくさんいます。
これからの歯科業界を盛り上げていくのは、彼女達なのです。



樋口さんのこれからのご活躍が本当に楽しみです。