『口紅』 copyrighted by まあこ

こどものころ

口紅は大人と子どもの境界線だった

小学生で透明なリップを塗り
中学生で色つきのリップを塗り
高校生でグロスをつけた

それらはみな

口紅にたどりつくまでのただのステップ

大人になってから
口紅を塗ることは日々の営みに埋もれ
ときに強い大人のふりをするための武装にもなった



わたしの口紅は子どものクレヨン

わたしはもう

口紅をつけてもつけなくてもいい

十分な大人となったのだ


鏡台にずらりと並ぶ口紅を若き日のわれの墓標となせり (まあこ)





※明日はいよいよ小学校の課外授業です
さて、ユリコちゃんはいかに??
明日またUpするので見に来てくださいね。




閉ざされた子どものこころを開くカギその子の周りをよく探すべし。

子どもと始めての会話を交わすとき、こちらが聞き役になるような話題を探す。

子どもは第一印象ですべてを決める。


「子どもの信頼を得る」=「この人は話を聞いてくれる人だ」と思わせることなのだ。

ユリコちゃんと会話する前に、私は彼女の周辺をよく見回した。目

すると・・・・

彼女の手帳は、かわいいシールでデコデザインされていた音譜

「これだっ!これがユリコちゃんのアピールポイントに違いない!」

私は会話の糸口を引き寄せる。

私「その手帳、すごいかわいいね、ちょっと見せてみて。。。わーシールが全部
きれいに左右対称に貼ってある!ユリコちゃん、センスいいねラブラブ

ユリコ「それはね、貼るときに頭の中で考えてペタペタ貼っていくの。貼っていくうちにこうすればもっとかわいくなる、っていう考えがたくさん出てくるの、」

ユリコちゃんは休み時間の間ずっと、シールのデコデザインの話をしてくれた。

話を聞いているうちに、

・作文が好きなこと
・本を読むのが好きなこと
・かわいいものが好きなこと

がわかってきた。
当面は授業に集中しないときはひとりだけ作文を書かせるか読書をさせて、とりあえずは

「課外授業に休まず来ること」を第一目標に接したほうがいい、と判断。


そこからは徐々にハードルをあげていけばいい。

実は私は某大手学習塾で、「生徒指名度№1教師」の全国一位に表彰されたことがある。対象は小学2・3年生。
そのときの賞状は大切に今も大切にとってある。

さて、このユリコちゃん、担当している間に集中して授業を受けてくれるようになるかどうか・・・

何よりも本人の眠っている才能を引き出してあげたい。

授業を受けた後、自信を持って「わかった」と思いながら帰ってほしい。

ユリコちゃんの目のかがやきを見ることができるのはいつごろかな。

とりあえず、コミュニケーションの入り口には立てた。(つづく)



この喫茶店に行ってコーヒーを飲めば、ユリコちゃんと深いはなしができるかな?(笑):*:・( ̄∀ ̄)・:*:

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小学生の世界は大人社会の縮図なり。

 週に1度、土曜日に公立小学校で課外授業をしています。
管轄は担当区の教育委員会で、報酬は区民の税金からいただいています。

最近は私立の水準に追いつくために、課外授業を行う公立小学校が増えてきているのです。その割合、都内では実に80%となっているようです。

で、私のほかに4名ほどの講師の方が登録されており、それぞれ担当の学年を持っています。

今年の私の担当は小学3年生ラブラブアミちゃん・ユアちゃん・ユリコちゃん・チカコちゃん・ダンくん・トウマくんの6名です。

最初は挨拶程度で終わらせたのですが、始まって2回目の授業で、

「あれ?えっ

と気づきました。

どうやら、ユリコちゃんはみんなから浮いている存在のようなのです。

と、いうのは。。。。

・いつもみんなと離れた席に座る。
・休み時間は一人で本を読んでいる。
・授業中は軽口をたたいて、授業の邪魔をする。

課外授業なので、続けてもらうことが第一優先なのですが、なんといっても授業の邪魔をするので、やる気のある他の子の気をそいでしまいます。

「どうしよう。。。」


騒ぐ子や話を聞かない子は、そうすることで、何かを伝えたがっている場合があります。

「静かに!」とたしなめるだけでなく、まずは信頼関係を築くこと、そのためには
話を聞いてあげないと始まりません。

・・・私はとりあえず、休み時間にユリコちゃんと会話してみることにしました。(つづく)

写真は、小学校の給食です。たまに平日でもお手伝いすることがあって、みんなと一緒に食べます。
でも小学生の給食の量が少なくて、いつもお腹がすいてしまうまあこでした。