俳優のJUNです。
J'S STUDIO【俳優のためのトレーニングルーム】の主催と
太田実映画監督とのコラボレーションクラス
【ACTOR PLANT】
の専任講師をしてます。

さて今回は
「俳優は誰のために演じるのか?」です。

単純に私は
俳優は「想像上の世界で真実に生きること」が大事。
と述べていました。もちろんその通りなんですが、そこで演技を追及するがあまり
誤解が生じることがあります。
それは、
「俳優が個人で自分の為だけに役を生きてはいけない。」
「作品が意図するように生きなくてはいけない。」

ということです。

脚本は主役の世界を描いています。確かに本は主人公がいますよね。
そのために、主役に影響を与えるように、作品は描かれ、
ほかの役も描かれています。
すなわち、作品の中を自由に生きてはいけないんです。

台本に書かれていることは、主役以外はほとんどすべて、主役に影響を与えるようにあるんです。
そのように演技プランも作らなくてはいけない。
また、そのシーンはそのあとのシーンにどのような影響を与えるために描かれているか?
そこに主役は出ていないけれども、そこに出ている役がその後のシーンで
どのように主役に影響を与えるのか?
与えるべきなのか?
と言う事を意識して演じなくてはいけません。
と言う事は、自分以外(特に主役)のセリフをよく読んで、自分がどのような存在なのか?
をはっきりと理解していなくてはいけない。
と言う事です。

今回の舞台稽古ではその部分を徹底的に掘り下げて、意思統一されています。
みんなが主役が輝くためにその役を生きる」
意外な盲点を教えられました。