一年間の入院生活を経て退院。 | 佐藤淳一レフェリーブログ “きれいな水で泳ぐも人生。 汚れた水で泳ぐも人生。”

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2017年11月23日にプロレスレフェリーを引退しました。
現役時代は、沢山の方に支えられ、そして応援していただきありがとうございました。

2つ目の入院生活は7ヵ月。

ここまでで10ヵ月の入院生活です。

約半年前に予約待ちの蓮田市にある国立東埼玉病院に転院します。

入院費や面会時もろもろにかかる費用が積み重なり、淳一は更に消費者金融から借入をします。

東埼玉病院では、退院しても車椅子生活になると言われ車椅子の購入を勧められます。

確か3万円くらいでしたが迷わずに購入しました。

入院はじめは

『奥さんはリハビリをしても寝返りをうつのがやっとでしょう。』

と言われていましたが、懸命のリハビリの末、自力で歩くまでに回復していきました。

入院生活約1年。

いよいよ退院の日を迎えます。

退院してからの準備として、まずは残業の少ない職場に転職を決めました。
以前の職場は夜勤もある会社でしたので、営業は何かと帰りずらい状況にありました。
4月から職種の同じ印刷業界で江戸川橋にある会社で働きはじめます。

また、退院に際し、身体に麻痺が残る妻のために必要だと思い、自家用車を購入しました。
車種はスズキのワゴンRを新車で購入。

1年間の入院生活を経て障害が残るものの妻は退院して家に帰ってきました。

淳一には、

消費者金融から借入金350万円。

新車のローン月2万円×5年=120万円。

合計470万円の借金が残ります。

佐藤淳一25歳。

年収350万円。

試練はまだまだ続きます。