12月のIWA・JAPANプロレスは2大会。
ブッカーであるダグ・ギルバートを通さずにタイガーと直接交渉をして招聘しました。
ダグも大先輩のタイガーに言われれば従わざるを得ないですよね。
台所事情に厳しいIWAはダグとセットで呼ばなくなったことは非常に助かっていました。
ダグと仲の良い淳一レフェリーは淋しい思いでしたが仕方がありません。
ブログのタイトルには文字数の制限がありましたので正式な会場名称は、
ミズノフットサルプラザ・アメージングスクエア内屋内競技場。
簡単に説明すると屋内のフットサルコートが会場です。
地元であるマネージャーのMAYAさんと高砂部屋が近くの一宮章一選手がチケット売りに貢献していただいた大会です。
とても良い会場でしたが、
使用料金が高かったのか?
会場側からNGが出たのか?
定かではありませんがプロレス会場としては根付きませんでした。
この会場で記憶に残っている出来事です。
休憩時間にタイガー・ジェット・シン選手のサイン会を開催します。
IWAの会場では、タイガーのTシャツ購入者はサイン会に参加できました。
売店で腰かけるタイガーにびびって誰もタイガーに近づきません。
人だかりが出来ていますがタイガーから距離をおいて遠巻きに見ている感じ。
誰かが、シャッターを切りフラッシュが焚かれると、手に持っていたマジックを投げつけ観客を威嚇。
“恐怖”のタイガー・ジェット・シンにお客さんは大興奮。
IWA会場の日常です。
お金のやり取りは浅野社長が手際よく行っていきます。
時間は、タイガーの機嫌次第、お客が並んでいようが机を蹴っ飛ばして強制終了。
KITO選手と淳一が大きな声で
「選手にちかづかないで!!」
「下がって!!」
「危ないから!!」
を連呼しながら控室まで誘導します。
この会場の控室は、会場を出て一般の人(プロレス目的ではなく施設を利用している人)がいる場所を通って少し離れている場所にありました。
タイガーが荒れ狂って会場を飛び出し一般のお客さんがごった返すフロントを通って控室へ。
一般のお客さんもいきなりのタイガー・ジェット・シンの登場でかなりビビっています(笑)
たまたま居合わせた、施設の若い女性スタッフ。
「キャー!!」
と逃げ回りますが、運悪く逃げる先がタイガーの控室方面。
『そっちは控室の方だから余計に追っかけまわされちゃうよ(笑)』
サーベルを片手にタイガーが女性スタッフに近づいてきます。
女性スタッフはパニックになりしりもちをつく感じで転びます。
アニメみたいな光景(笑)
完全に腰が抜けちゃった女性の横を通りすぎ控室へ。
控室の扉を閉めた瞬間。
今まで狂乱のタイガーが素に戻り、一人身振り手振りで大爆笑!!
タイガー「fall slip(笑)」
(滑って転んだよ)
お茶目なタイガーの話でした。