猛牛クラブへ体験入店 | 佐藤淳一レフェリーブログ “きれいな水で泳ぐも人生。 汚れた水で泳ぐも人生。”

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2017年11月23日にプロレスレフェリーを引退しました。
現役時代は、沢山の方に支えられ、そして応援していただきありがとうございました。

新日本プロレスG1クライマックス最終日。
両国国技館内にある大広間での打ち上げパーティーに参加して沢山の有名選手のサインや記念撮影をしました。

打ち上げパーティーもそこそこに切り上げ猛牛クラブのお客さん2人を加え4人でタクシーに乗り込みます。

太野レフェリーがタクシー運転手に告げた行き先は、『新宿二丁目!!』

いよいよ新宿二丁目に行くのかぁ~。
不安で心臓がドキドキしたのを憶えています。
タクシーの後部座席の真ん中に座り両隣の男性はゲイと思われる方。
一人は、ぽっちゃりタイプ。
一人は、ガリガリ眼鏡。

隣に体が触れないように足に力を入れ、体を小さくしていました。

両国~新宿二丁目までの距離が異常に長く感じられました。

タクシーが到着して3人は中華料理屋に入ります。

淳一少年も後を追いかけ席に座ると、当たり前のようにビールを人数分注文。

※未成年の飲酒は法律により禁止されています。深く反省しております。

豚足や豚の耳などの料理が運ばれてきます。もちろん淳一少年の初めて食する料理ばかり。



太野レフェリー「こいつ“淳一”って言って今日から店に入るバイト。」

と2人に紹介します。

淳一「いえいえ、まだ正式にバイトするとは言っていません。今日は体験入店です!!


太野レフェリー「体験入店?ゲラゲラ~」



ぽっちゃり「淳一はいくつ?」

淳一「18です。」



ぽっちゃり「若いねぇ~。」

ガリガリ「ほら肌の艶が違うわよ~。」

ぽっちゃり「あんたと比べるのも失礼よ。


ガリガリ「この子、人気でるわよ。」

ぽっちゃり「どんなタイプが好きなの?」

ガリガリ「ヤダー。どうせノンケでしょ」

淳一少年を前にして二人で盛り上がっています。


太野レフェリー「淳一!!どうでもいいけどメシ食ってる時ぐらい帽子取れよ。」


と言われ太野レフェリーに帽子を取られると、


太野レフェリー「あちゃ~~。お前なんで坊主にしちゃうんだよ~。
せっかくジャニ専で売ろうと思っているのに~~。」



写真ではわかり難いですが、帽子の下は
ボウズ頭。

淳一少年は、ゲイの方に興味を持たれたら困ると思い、独断でボウズ頭にしました。

しかし、これが逆効果で『可愛い~』と
ゲイの方に評判に。

その後、終電近くまで猛牛クラブを手伝い帰宅。プロレスを招待していただき、食事までご馳走になり、更に5000円の給料までいただきました。

猛牛クラブの客層ほぼG1帰りのプロレスファンばかり。
年配の男性、カップル、水商売風のお姉さんなど様々。

淳一少年もプロレスファンに交じりお酒を作りながらプロレス談義。

これならやっていけるかなぁ~。

遂に決断の時が来ます。