
高校生生活に慣れた6月12日。
学校帰りに後楽園ホールに一人で観戦に行きました。
この頃は、ワールドプロレスリング、
全日本プロレス中継が深夜枠だったためにプロレスに興味がある友人はクラスにいませんでした。
唯一、隣のクラスに中学時代学習塾が一緒だった佐藤くんがいましたが、高校を合格してからは極心空手に夢中になりプロレスから離れていきました。
制服姿で自宅には帰らず直接後楽園ホールへ。
ファン時代はとにかくプロレス会場に早く行きたく、学校やバイトの予定がなければ開場時間の数時間前から入待ちをしているプロレスオタクでした。
会場でしか顔を合わせないプロレス仲間とのプロレス談義は格別でした。
当日券で購入しましたが4列目という近さ。
実際は前売りチケットは売れていなかったような気がします。
確か金村選手が紙誌面を通してか?
会場のW★INGフリークスに向けてのマイクをしたのか?
記憶が曖昧ですが、異例の呼び掛けをしました。
「W★INGフリークスのみんなも旗揚げ戦にはバルコニーから下りてリングサイドで応援してくれ!!」
開始時間になり、会場は7割程度の入り。
大宝リングアナウンサーが、
「よりW★ING色を出すために開始時間を若干遅らせます。」
会場はヤンヤの歓声。

第2試合のリッキー選手のパートナーは、
華魅嫁是(かみかぜ)選手。
当日は“X”として登場。

写真を見てわかる通り、石川雄規選手。
新生W★INGの3選手は
W★ING金村選手(3試合)
非道選手(2試合)
保坂秀樹選手(3試合)
たった3人の無謀な旗揚げ戦を
ダブルヘッダー、トリプルヘッダーで挑みます。
松永光弘選手は5月5日川崎球場を最後に
「内臓疾患」を理由に長期欠場。
その後、大日本プロレスに主戦場を移します。
メインイベントは鉄板のストリートファイト6人タッグマッチ。
FMW正規軍が勝利し、6月28日FMW後楽園ホールでレザー&ハンターズの持つベルトに挑戦します。
この日の試合が掲載された週刊ゴングに初めて自分が写っていました。
(ごめんなさい。探しましたが見つかりませんでした。)
クラスでゴングを片手に自慢しましたが、
興味がないのか完全スルー。
当時の高校生は、
モーニング娘。
鈴木亜美
広末涼子
などに夢中でした。